新天皇誕生と雨を呼ぶ草薙の剣
天皇陛下の退位により、新天皇が誕生し、元号が令和と改められた。
世界中で現在も元号が使われているのは日本だけであり、それは天皇制が深く日本に浸透している証でもある。
左翼系文化人たちの雑音は置いといて、この個性的な日本は大切にしたいと思う。
さて今回思ったのは、三種の神器の事である。
平成天皇の退位の時、雨が降った。
一部では平成の涙雨かとも言われたが、新天皇の誕生の時にも雨が降った。
大正元年の初日、雨
昭和元年初日、冷たい北風が強く吹く
平成元年初日、雨
令和元年初日、雨
ただの偶然なのだろうが、その原因は、もしかして三種の神器が登場したからなのかもしれないという空想が沸き起こった。
それは、草薙の剣である。
この宝剣は八岐大蛇のしっぽから出てきたものである。
草薙の剣の元の名は天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)という。
名の由来は、大蛇の居る上に常に雲気(くも)が掛かっていたためである。
その剣を使ったのはヤマトタケルである。
ヤマトタケルは相武国で敵の放った野火に囲まれ窮地に陥るが、剣で草を刈り払い、向い火を点け脱出する。
その時から草薙の剣とも呼ばれるようになったとある。
雲を呼び、風を起こし、雨を降らせる。
これが草薙の剣である。
そして天皇の退位と誕生の際に登場する宝剣である。
今回も登場した。
その結果、雨が降ったのである。
ファンタジーと笑わば笑え。
二千年も続く伝説の奇跡が、この令和の時代にも現れたのだ。
さて、令和の三日目以降は快晴である。
いい御代になればと心から願うのみである。