十八親和銀行 人口減少は時代の流れ
高度成長期を過ぎ、バブルを経て、日本は右肩上がりから、徐々に水平線か緩やかな下りのラインになりつつある。
これを衰退期と捉えるか、正常化と捉えるかは人それぞれだろう。
日本の人口は約1億2千万人。
しかし、日本の国土面積からすれば、8千万人程度が最適値と言われている。
そりゃそうだろう。
敗戦後の日本の爆発的な成長は、やはり特別なものだったからだ。
十八親和銀行
新銀行名は「十八親和銀行」、親和・十八銀合併で
2019/3/19 15:17 日本経済新聞
新銀行の本店は長崎市の十八銀本店と同じ場所に置く。コーポレートカラーは雲仙ツツジの色であるピンクを採用した。ロゴは十八親和の頭文字「JS」。県民鳥であるオシドリ2羽をイメージした。2020年10月にはふくおかFG傘下の親和銀と十八銀が合併する予定。
これらはすでに決定事項だが、来年の夏以降に新銀行の看板が掲げられるのだ。
その時に初めて、時代の流れを感じると思う。
銀行の合併についての3つの理由
1、ゆうちょ銀行の預金限度額の引き上げ。30年で預入限度額は300万円から2,600万円に引き上げられた2、日銀のマイナス金利政策の影響。3、地方の人口減少。(抜粋しました)地方銀行の相次ぐ合併|変わっていく銀行の役割とはhttps://stage.st/articles/aQjYdCopyright c STAGE(ステージ)人生の舞台で輝くためのライフスタイルマガジン
1と2は政策だが、3は自然現象である。
2015年には1,377,187人だった人口も2045年には-28.7%の982,200人という予測が出されている。
一番多かったのは昭和30年の1,747,596人で、これがピークとなっている。
もう一度戦争が起きれば、日本の人口も増えるかもしれないが、平和のままなら、人口減少はしょうがないのだ。
それなら、人口減少でドタバタするより、少子化・人口減少社会に対応した生活をするべきだ。
銀行合併は、その象徴的な出来事である。