厳島神社への旅2 萩と松下村塾
角島大橋の次は萩と松下村塾だ。
松下村塾はご存じの通り、吉田松陰の私塾で、明治維新の主導者を多く生み出した事で、世界遺産に登録されている。
萩城城下町は、毛利輝元が萩城を築いて以来、36万石の城下町として栄えた町である。
土塀やなまこ壁が珍しく、雰囲気のある街だが、なにせ、バスツアーなので散策する時間が少なく、あっという間に時間が来てしまった。
実は、萩と松下村塾は、以前来ていて、たっぷり写真は撮っているので、これくらいで十分だった。
今回、ひとつ目を引いたのが、松陰神社の傘のおみくじだ。傘が開くと運が開くをかけた、女子に大人気のおみくじのようだ。
見終わった後で松の木にくくっているのが、妙にかわいかった。
業績のある人物を神様としてまつるのが、日本人の信仰だろう。天神様もそうだし、将門もそうである。しかし、違和感はない。
他国のキリスト教やイスラム教徒の人たちは、びっくりするだろうなと思う。
今日の観光はこれで御終いである。
バスは、少し戻って「湯本観光ホテル西京」へ出発。
この宿は、昔懐かしい雰囲気の温泉旅館で、ボーリング場や芝居小屋まである。
バスツアーといっても、区別のテーブルでゆっくりと食事ができ、なかなかである。
やはり、萩までは遠かった。
座り疲れてぐっすりと眠りにつく。