旅行のラストは錦帯橋だった。
 

錦帯橋

 
山口県岩国市の錦川に架橋された木造のアーチ橋。5連のアーチからなるこの橋は、組木の技術によって釘は1本も使わずに造られていて、世界的に見ても珍しい木造アーチ橋として知られる。
 

岩国城天守閣

時代を見れば、錦帯橋は1673年(延宝元年)に、岩国藩主吉川広嘉(3代目)によって建造されたものとある。
吉川家は、関ヶ原の戦いで東軍方(徳川)に内通し、毛利勢の動きを封じ、関ヶ原の戦いに参加させなかった。
 
つまり徳川側だったのだが、家康が毛利家を取り潰そうとした時、吉川広家は事態収拾のために奔走し、結果として毛利家は改易は免れたとある。
 
その為、毛利宗家の歴代当主は吉川家当主を家来として扱い、幕府からは外様大名格として扱われるという、ややこしい立場にあった。
岩国市は錦帯橋以外に、白蛇(岩国のシロヘビ)生息地で知られている。そして在日米軍(海兵隊)と自衛隊(海上自衛隊)の基地がある。
 

錦帯橋

この場所は、晴れていたが、風が強かった。
 
この橋を往復するには、「入橋料」というお金がかかる。片道ではなく往復の料金で、大人(中学生以上)310円である。
架け替えや修繕など管理を適正に実施するためという説明がある。まあこれだけ立派な橋なのでしょうがないのかなーと思う。

錦帯橋

 
太鼓橋なので、上がり下がりが頻繁にあり、下りは階段になっているのだが、その段差が低く、引っ掛かりそうになる。
山の上には、吉川広家の岩国城城跡がある。
 
錦川もきれいだし、この風景は残さなくてはならないだろう。
 

錦帯橋

錦帯橋



これでバスツアーはおしまいである。短期間に、名所を詰め込んだものだったが、普段の撮影旅行と比べ、単純に楽しめた。
ただ、いろんな所で土産物屋に押し込まれるのは閉口する。しょうがないのかな。
 
こんな旅もいいもんだと、同伴者とうなずいて帰途につく。