香焼チューリップまつり
伊王島に行く途中、大量のリューリップ花壇に遭遇する。
安保という地域で、道沿いに複数ののぼりが立っており「香焼チューリップまつり」と書いている。
5万株40種のチューリップは圧巻だ。
チューリップはトルコが原産とされている。
一般には観賞用だが、食用になるチューリップもあり、オランダでは食用として盛んに栽培されているという。
日本に渡ってきたのが江戸時代後期だが普及せず、大正時代、新潟市、富山県で本格的栽培が行なわれたという。
チューリップの名前の由来は、中東の人が頭に巻くターバンからで、トルコ語でターバンをツリバン(tulipan)とよぶ。
逸話が有る。
オーストリアのトルコ駐在外交官がチューリップを見て、その名前をトルコ人にたずねる。
ところが、トルコ人は花の形を聞かれたと勘違いして、チューリップはターバンに似ていると思い、ツリバンのラテン語訳である「チューリバン」と答えたという。
ウンチクはそれくらいにして、この花壇の感想を言えば「見事」である。
品種も多く、見たことのないチューリップも多かった。
天気が良かったせいか、見物客は子供連れも多い。
おすすめである。