この話は、最近長崎新聞に載った著作物の内容である。

https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=830626230737862656
長崎は「遊廓都市」だった 長崎学研究所長 赤瀬さん 新出資料交えた著書出版

私は読んでいないが、キレイ事ばかり並べる長崎の歴史に一石を投じるものだと思う。

長崎の花街の歴史は、町の誕生から間もなくして来崎した博多の商人が市街地のはずれに博多町(現在の今博多町)を開き、そこに博多柳町の遊女が連れてこられ、ポルトガル人の船乗りを相手にした遊女屋が置かれたのがはじまりだといいます。http://www.city.nagasaki.lg.jp/nagazine/shutter/151210/index.html

遊郭は丸山以外、出雲町 戸町 稲佐の3箇所があった。

稲佐遊郭の風情を残した建物

遊郭とは、江戸時代に存在した遊女を集めた場所のことで、売春婦たちの集まりである。

現在の人権派が話したくもない内容だと思うが、長崎は売春婦たちによって、成り立っていたとしても間違いはない。

唐館に出入りする丸山遊女

売春

売春は世界で最も古くからある職業の一つだと言われていて、現在でもヨーロッパでは、売春自体は合法である国家がほとんどで、、2000年にオランダが、斡旋を含む売春行為を完全に合法化したのを皮切りに、デンマーク、フランス、スイス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドなども斡旋合法化に踏み切った。

ギリシャ、ハンガリー、チェコなどにおいても合法で、オーストリア、オーストラリアなどでは、外国人が働くために売春査証で合法的に滞在許可を得ることが出来る。ウィキペディア

売春を現在も合法化していこうとする動きには、性病対策、性犯罪対策が根底にある。

売春防止法

日本では、1946年GHQが出した『公娼廃止指令』により赤線を除く遊郭は廃止され、1958年に施行された売春防止法により、赤線も廃止されて、売春の斡旋や売春をさせる業を為すことは、刑罰の対象となっている。

ただ、セックスをして金品をもらう行為自体は禁止されていない。

売買春そのものに刑罰は設けられておらず、売春防止法において、売春行為自体は禁止されていても、刑事罰の対象とはならない。

これもまた、もっともな話である。

結婚と売春の違い

この問題も奥が深い。ほじくり回して論ずれば色んな意見が出てくるのだが、かんたんな結論を言えば、相手が一人と多数の違いだけのような気もする。

ただ、現実の売春の場合、金絡みであることが圧倒的に多く、貧困層の女子が暴力団の餌食になるので、大問題となっているのだ。

長崎の場合

長崎県は九州で唯一ソープランドがない県である。

風俗には鬼のように厳しい長崎県警のおかげだそうだ。

確かに風俗店はなくなったが、犯罪は依然として存在している。

性犯罪発生率として、刑法犯認知件数÷人口総数を地域ごとにパーセンテージで算出し、ランキングにしてみました。実質的に人口100人あたりの犯罪件数の比較となっています。
http://area-info.jpn.org/CrimPerPop420000.html

長崎市は性犯罪発生率ランキングから言えば5位なのだが、件数は3,171件と一番多い。

だから、どうすればいいのかという方策も思い当たらず、人間の社会だからしょうがないと諦めている。

今回の長崎は「遊廓都市」だったというのは、みんな思っていたが、誰も話し出さなかったけど、言っちゃったという感じで、いいと思う。

やはり、臭いものには蓋というのは、一番ダメなやり方なのだ。