2021年を振り返っての雑感
コロナ、オリンピックの1年だったような気がする。
感染症に関しては早く落ち着けばという思いだけだ。
まあ、世界の歴史をみれば、幾度となく感染症の戦いの歴史があった。
長崎も同じで、今年回った神社にも、病気封じの祭神が多く祀られている事を思えば、厄災はこの2年のコロナだけではない事は明白。
ただ、明けない夜はない。いつか終息を迎えるのは間違いないだろう。
仕事
私はイベントや演奏会撮影が多い。なので市や県のイベントホールが封鎖されてしまうと、一気に仕事がなくなってしまった。
だが12月になり、コロナ騒ぎがおとなしくなると、様々なイベントが復活したので、非常に忙しくなった。
みんな、恐る恐る開催しているのはよくわかった。
特に芸術系発表会は、子供たちが主役で、2年続けて発表会しないことで、子供たちのモチベーションが下がりすぎているのを危惧して、思い切って感染対策をしながら開催した先生が多くいた。
過剰なコロナ対策の悪影響は、どこまで市民の心を蝕んでいるのかが心配だ。
来年に期待したいものだ。

親子撮影
人間関係
自宅には年老いた母がいる。例年盆暮れには、遠隔地の兄弟が里帰りをして、にぎやかな日々を過ごしていたのだが、去年に続き寂しいお盆や正月を迎えてしまった。
今年は何組かが寄るようで、久しぶりににぎやかな正月を迎えられるようだ。
何でもそうなのだが、なにか社会的な変化があると、子供と年寄りが多く影響を受けてしまう。
悲しい現実である。
後、飲み会が全くなくなってしまったのは寂しい。あれだけアルコール飲食が悪者にされてしまったので、しょうがないかもしれない。
ただ、仲間と飲み交わす至福は、今更ながら大切だと実感する。
ウィルスは敵か味方か

ウィルス
この現代でも自然の力に、無力だと痛感する。
特にウィルスは生物かそうでないかさえ解っていないのだ。
学説を読めば、ウィルスは人間の進化に大きな貢献をしているらしい。なのでただの敵ではない。
よくウィルスとの共存を言われるが、現実には難しいのだろう。
病気のことを言えば、ベルナールとパスツールの話が何度も頭をよぎる。
パスツールとベルナール 病気になるという事
https://artworks-inter.net/2020/10/03/%e3%83%91%e3%82%b9%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%a8%e3%83%99%e3%83%ab%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%80%80%e7%97%85%e6%b0%97%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e4%ba%8b/
人間は個体差が大きい。同じ場所にいても、感染して発病する人となんにも起こらない人がいる。
これをどう考えればいいのかが大切だと思う。
運がいいだけなのか、運命なのか。正解はないが人生の、終わりの始まりにいる私は考えてしまった。
終活
長男長女が結婚をする。まだ次男が残っているが、私にとって今年は一つの節目でもあった。
体力の衰えを自覚し、白髪頭と顔のシミを見れば老いの始まりである。
なので本格的な終活を始めることにした。
小型バイクの免許を取り、神社巡りを始めた。
歴史の本を読み漁り、足りない知識を補充する。
プライムビデオとネットフリックスで、昔の名作を見直し最新の映画を見る。
母親のために猫をかう。

ミィー
今は一人で出来ることしか出来ないが、感染症が収まれば旧友と親交を温め直したいと思う。
門松は冥土の旅の一里塚
妙に心にしみる俳句である。

干支