漫画の元ネタの話
最近アニメを見るようにしている。
最近見たテレビアニメは、東京リベンジャーズ、呪術廻戦、進撃の巨人、鬼滅の刃である。
アニメは何十年も見ていなかったが、最近話題作は見るようにしている。
まあいろんな理由はあるのだが、これらは大人気のアニメである。
少し抵抗があったが、66才のおっさんが見ても面白いと思う。
アニメを見ながら思ったのだが、底辺に流れる感情は、昔も今も変わらないんだなと感じる。
友情、努力、勝利。
これは大人気マンガ週刊誌少年ジャンプの基本理念だとされている。
私の大好きな巨人の星、あしたのジョーにも同じ流れがあった。
変わらないんだよね。今でもこれは。
それと、新しいと言われている漫画にも、この年になれば元ネタがあることがよく分かる。
違うかもしれないが書いてみる。
東京リベンジャーズ
タイムリープの物語。時間を遡る話だ。
一番有名なのはH・G・ウェルズが発表した小説「タイム・マシン」だが、それ以後様々な名作がある。有名なのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。私は戦国自衛隊(最初の)が大好きである。
又この漫画は番長物語だが、中学生が主人公なのにも驚いたが、私達の世代にも「男一匹ガキ大将」があったっけ。
進撃の巨人
これは北欧神話のユミルと呼ばれる巨人が元ネタだろう。
進撃の巨人の世界観も、北欧神話につながるものがある。
鬼滅の刃
鬼退治と捉えたら、桃太郎が元型である。
もしかしたら、イザナミイザナギの黄泉国の話にも通じるのかも。最上位の剣士を柱と呼んでいる。
神道での神様の数え方をそのまま使っている。やはり古事記が元ネタだと思う。
呪術廻戦
私は夢枕獏が好きなので、キマイラとか闇狩り師の本を思い出してしまった。
陰陽師なんかもそうかも知れない。古いのでは、役小角辺りかな。
これも又密教の匂いがする。
漫画家たちの温故知新が嬉しい。
そしてこれらの漫画の愛読者が、世界や日本の歴史に触れた時、どんな化学変化を起こすだろうか。
それも又楽しみである。