マックに戻る (2) キーボードの使い方が違う
マックに戻るというタイトルだが、マック礼賛ではいけないのでなるべく客観的に書きたい。
まずMacBookが届いた時に思ったのは本体の薄さである。
これは素晴らしいことである。
パソコンといってもただの機械なので、機能優先であるべきなのだが、車と同じで自分の好みに合わないと馴染めない。そういう意味で薄っぺらいMacBook Airは私の好みに合っている。
しかしウィンドウズにも薄いマシンは最近増えている。特にMicrosoftソフトの出したサーフェスというパソコンはかなり薄い。まぁ、うがった見方をすればMac人気にウィンドウズがすり寄ったかなと思うのだが、ウィンドウズマシンの技術もやはり素晴らしいのだ。
重さと形
マルチメディア系の仕事にはウィンドウズを使っている。
25インチのモニターを2つセットし、本体はでかい機能優先の機械である。それは安定感があって文句はない。
出張系パソコンレッスンにはウィンドウズのノートパソコンも持っている。このノートパソコンは多機能なんだがモニターも仕事用なので17インチのにしているので、でかくて重い。そのことに関しては納得している。
まあこれは撮影機材にも言えるんだが、仕事で使う機材は大きくて重いものである。
私のカメラ群は昔なので、中判カメラや小型カメラだったのだが、ボディーもレンズも大きくて重たい。二、三年前首を痛めて病院に行ったら、診断の後レントゲンのフィイルムを見た医師から「首の骨が前のめりになっていますね」と言われた。
なるほど。何十年も首にカメラをぶら下げていたので曲がってしまったのである。
歳を取ると軽くて小さいものが自然と好きになるんだと思う。
文章を書く
そんなMacBookを開いて何をするかと言うと、外で文を書くことである。
簡単に言えば喫茶店で文章を書く事だ。
だからキーボードが大切。
文字を入力することは、WindowsもMacも変わらない。
違うのはショートカットを使う時だ。
皆さんご存知のように、Macにはコントロールキーとオルトキーがない。
代わりにコマンド、オプションキーである。
Windowsではコピーするときのショートカットは、コントロール+C、Macの時はコマンド+Cになる。
Windowsの場合左端に必ずコントロールキーがあるので、Macを使うときも、コピーの際、慣れで左端のキーを押してしまう。
しかしMacの左端にあるのはキャップスキーなのである。
かなと英数の切り替え
もう一つ、文字削除の際、Windowsにはバックスペースキーも付いていて、カーソルの左側を消したいときにはデリートキーを押す。
Macにはバックスペースキーがついていない。なのでカーソルの左側を消すときにデリートキーを押す。そして右側を消すには、ファンクションキーを押しながらデリートキーを押すのである。
後、かなと英数の切り替えだが、Windowsでは半角英数を押すが、Macでは英数キーとかなキーがあり、それを押して切り替える。
どうだろうか。
私も最初は戸惑った。
どんな作業でもキーボードは必ず使う。最初はWindows脳になっていたので、Macのキーボードにオタオタしてしまったのが本当のところである。
しかし、やはり慣れである。何度か触っているうちにMac脳を思い出した。
MacとWindowsのどちらかいいのか判断できない。
確かにWindowsばかり使っていたので、馴染んでいるのはWindowsのキーボードである。
しかしMacで文章を書いていると、こっちでもそれほど支障はなくなってくる。
現代は様々なデバイスがあり、スマホにしてもタブレットにしても入力は様々な方法で行っている。
なので皆さんもすぐに慣れると思っている。
どうだろうか。