アイフォンがトラブった バッテリー交換
私のアイフォンは8+と言うやつだ。
Appleが開発・販売したiPhoneの第11世代目のモデルである。
2017年9月22日発売なので、買ってから、もう5年経つ。
アイフォンに望遠レンズが初めて搭載されたので、衝動的に買ってしまったスマホである。
サイズは大きい。最初は大きすぎると思ったが、すでに老眼が進んでいる私にしてみれば、ちょうどいい大きさだったと思う。
トラブル
この文は、私と同じトラブルに合うかもしれない人のために書いている。
最初にトラブルがわかったのが、音声入力がおかしくなってきたからである。アイフォンの音声入力の精度は素晴らしい。
小さなモニターで文字を打つのが苦手なので、ほとんどこの音声入力に頼ってきた。
それが突然反応しなくなったのである。
駄目になったのは音声入力だけで、それ以外は全て正常だ。
その時の症状
反応しないのはシリ、ライン、サファリなどのアプリでの音声入力。
全くだめというのではなく、時々反応したりと不安定。
ボイスメモは反応。また、イヤフォンに付いているマイクでは反応。
その時の対応。
再起動とアイフォンのリセットを行う。駄目なのはアプリ群で、機械的なことではないと判断したからである。
ところが駄目だった。
コントロールパネルで本体の様子を見たら、一般の情報という所に、バッテリーに修理という文字が付いていた。
さらに、バッテリーの状態の所にも修理と出ていた。
バッテリーか。
容量を確認すると84%と出ていた。84%ならそんなに疲弊していないはずだ。
アイフォン本体の故障かもしれないなと思ったが、ここは、まずはバッテリー交換の一手しかない。
バッテリー交換なら、一時間ほどで済むし、値段も一万円以下である。
そこで、次の日、バッテリー交換のために店を探すことにした。
正規修理店かそうでない修理店か
最近、正規修理店でなくてもアイフォンは修理できる。ホームページを見ても、そんなお店が結構ヒットする。
料金や時間も正規修理店より抑えめである。
非正規修理店は、別に法律に違反しているのではないので、問題ない。
総務省は2015年4月に登録修理業者制度を設けた。業者の行う修理手順や使用するパーツが、電波の出力などに影響を与えないなど、電波法で定める基準に適合していれば、合法に本体の分解を伴う修理を行えるという制度である。
つまりメーカー以外が修理を行う事は合法だと明確化されたのである。
しかし、法的に問題がないiPhone修理業者だが、メーカー正規の修理業者ではないのである。
Appleは純正部品を正規サービスプロバイダーにのみ提供している。非正規の修理業者が使う修理パーツは、非純正部品なのだ。
だから、非正規修理店でバッテリーを交換できるのだが、そのバッテリーは非純正品で互換バッテリーである。
これは、アップルのことを知っている人ならわかるのだが、非純正品はアップルは受け付けないことが多い。
つまり、非正規修理店でバッテリーを交換しても、アイフォン内の設定に出ている「修理」の文字が消えないということなのである。
これは非正規修理店の人が話してくれた事で、その「修理」という文字を消したかったら、正規修理店に行くべきだと語ってくれた。
アップルの新製品は高すぎる
さらに非正規修理店の人は、もう新製品に変えても良いかもしれないとも語ってくれた。
これは正論である。
私も新しいアイフォンがほしい。新しいアイフォンはカメラ機能も完璧で、何度も買い替えを夢想していたからだ。
しかし、新製品は高すぎる。さらに円高で値上げするそうで、こうなると手が出なくなってしまった。
私の子供たちは、アイフォンの新機種に早々と買い替えている。新機種買い替えは若者たちの得意技なのだ。
お金があるとかないとかは関係ないらしい。
私にはお金の事が心配で、新機種は見送りとした。これが世代間ギャップである。
マックの呪い
最近、ソニーのエクスペリアというスマホを買った。そうしたら、アイフォンがトラブった。
バッテリーの残量は84%なのに、アイフォンの情報画面には修理と出てしまったのだ。
昔からそうなのだが、アップルの呪いを信じている。
私はマックとウィンドウズの両刀使いなのだが、昔はマックオンリーだった。
しかし仕事でウィンドウズの使う必要があり、ウィンドウズパソコンを買ったら、途端にマックがトラブった。
トラブった原因は色々あるのだが、このパターンを何回か経験している。
私はこれをマックの呪いと呼んでいる。
今回の故障も、人知を超えたマックの呪いだと密かに思っている。
これは、不思議だが本当である。
しかしバッテリーを交換したので、8+は完全復活をしたようである。
しかし、ここまで来たのは色々やってみた結果なのだ。
いろんなホームページに、マイクの調子が悪くなった時の対処が書いていて、一通りやってみたが、全て駄目だった。
教訓
アイフォンの情報画面に修理と出たら、速やかに正規修理店に持ち込むべき。
アップルに抵抗しても無駄である。
修理は禊である。祓い給え、清め給えだ。
これでまだまだ十分に使える。