どんなカメラを選べばいいのでしょうか。
どんなカメラを選べばいいのでしょうか。(目的別編)
例えば、旅行をするとします。それならば「小さくて簡単な初心者用デジカメ」が最適です。
まず小さいので持ち運びが楽です。
めんどくさい設定がないので気軽にぱちぱち撮れます。
その上、失敗がほとんどありません。良いことづくめです。
それならば、旅行は「小さくて簡単な初心者用デジカメ」がベストかというと、やはりそうではないのです。
正反対の「大きくて高機能のデジカメ」でもベストという答えも正解になります。
なぜ大きくて高機能のデジカメが旅行に最適かというと、「初心者用デジカメ」より比較的鮮明に写ります。
つまり、撮り方次第で、貴重な記録を美しく残す事ができるからです。
例えば人間を撮りたいとします。
もちろん「小さくて簡単な初心者用デジカメ」でもOKです。
最近の「小さくて簡単な初心者用デジカメ」はズーム式の望遠レンズが付いているので、アップでもシャープに撮ります。
そして写される方も気楽だから自然な表情をねらえます。
しかし、「大きくて高機能のデジカメ」でもベストという答えが出ます。
様々なテクニックが使えて、クリエィティブな写真を撮れる可能性があるからです。
どちらがいいかは、結果次第でしょう。
人間の場合、カメラの性能だけではなく、場所や状況、さらに誰が撮影するのかでも、その写真は大きく違ってくるのですから。
取りあえず答えは、「どんなカメラでもいい」ということになります。
無責任のようですが、どんなカメラにも「よさ」があります。それを引き出してやれば、いいだけの話なのです。
大事な事は、自分にあった道具を選ぶことです。
写真は機械の性能も大切なのですが、それだけではなく、自分がどんな風に写真を撮りたいのか、どんな写真が好きなのかを考えてみる事が大切でしょう。