ポートレートを撮ろう
逆光は写真の大事なパートナー
何気ない表情でも、光の当たり方で、雰囲気が一変する時があります。
僕が好んで使うのは、逆光のシーンです。
髪の毛が柔らかい人にはとても効果的で、天使のような表情になります。
写真は依頼されたポートレート撮影で、自家製の本に仕上げたもので、フォトショップでデザインしています。 フィルムはネガを使い、フィルムスキャナーで読み取り加工したものです。
(まだデジタル一眼レフがない時代です。)
カメラはキャノンF1
撮影のポイント
逆光をうまく使う。
細かな指示を与える。
撮影のポイントは柔らかさを出すことにしました。そのためレンズは85mmを主に使い、逆光をメインに写真の構成をしました。
ポートレートを撮るには、まずモデルの人に多くの指示を与えてやることが大切です。
素人のモデルの人は、プロと違い、動きや笑顔もどうすればいいかわからないのです。
ですから最初は、「右の口元をあげてごらん」とか「小指を少し曲げて」など、細かな指示を連発します。
そして指示ごとに何枚かシャッターを切っていきます。