和食 世界無形遺産登録へ 食への裏切りを内部告発せよ!
「和食 世界無形遺産登録へ」というニュースで、食が文化である事を再認識した。
農林水産省HP
http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました!平成25年12月
「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
「和食」の4つの特徴
(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
(2)健康的な食生活を支える栄養バランス
(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
(4)正月などの年中行事との密接な関わり
しかし、残念な事に「食材不適切」のニュースで憤慨する事になった。
しかも、食材を偽りメニューに載せるという、あまりにも大胆なごまかしを、有名ホテルや、名のあるレストランが行ったという事に、腹立たしさに拍車が加わったのだ。
こんな偽装は、ある程度力のある料理人たちだからこそ出来るのだろう。
似たような食材を、それなりに見せる料理力。
だからこそ残念である。
レストランやホテルには経営者がいる。
経営者は利益を出さなければならない。
それが「食材不適切」問題の発端だという。
利益を出すために、食材を偽るなんて方法を取るような経営者は、即刻首にした方がいい。
あまりにも、お客をなめきった思い上がりは、「和食 世界無形遺産登録へ」に対して恥ずかしい限りである。
思い出して欲しい。
食も又、メイドインジャパンだ。
日本人はもとより、世界中の人に認められてきた信用が、大きく崩れはじめている今、職人さん達に踏ん張って欲しい。
メイドインジャパンとは、日本製品に込められた日本の職人たちのこだわりや技の事である。
日本の料理人の人たちが、お客を裏切る様な経営者の指示に、従順に対応するような事は止めて欲しい。
愛国精神を振り回すわけではないが、僕が日本の職人さん達に敬意を表している訳は、技だけではなく、そのこだわりに感動しているからだ。
心ある料理人さん達よ。 内部告発をしよう。
士は己を知る者の為に死す
誇り高き「サムライ」達に期待したい。