住吉 西浦上駅の川端桜 満開
住吉の西浦上駅の川端桜が満開だ。 昨日脇岬に行ったが、まだ3分咲き程度 町中はやはり暖かいのであろうか。
車で走ると、色んな公園で満開の桜をみる。
桜というと、「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」在原業平 が有名である。
だけど、僕は「咲いた桜になぜ駒つなぐ 駒が勇めば花が散る」が気に入っている。
小説の竜馬が寺田屋事件のとき薩摩藩(藩主)がとった対応に対して口ずさんだ都々逸として印象に残っているからだ。
桜の華やかさと潔さが、妙に悲しさをそそる。
今日雨が降った。 今週は雨が続くという。
桜が散ると、川が花びらでうめ尽くされる。
その景色も胸をつかまれる。
桜の華やかさと潔さ それを「美学」としてきた、日本男児
「貴様と俺とは同期の桜・・・咲いた花なら 散るのは覚悟・・・」
良い悪いを言う気持ちはない。
ただ、咲いた桜はそのままにして欲しい。
いつか自然に散るのだから。