えっ! 写真がいるの? マイナンバー
マイナンバーに関しては、医療などでは必要だと思うけど、その使い方や情報の漏洩が悪用される危惧がのこり、今でも心配が残る制度ですね。
郵便局の人がこぼしていましたが、日本人全員に書き留めを短期間に確実に配布するなんて事は、郵便局にとって未曾有の出来事です。
ちゃんとそのあたりの準備を考えていなかった政府の責任でしょう。
だから確実に、マイナンバーが届き終わるのはまだまだ先になるでしょう。
目的別なら、保健証も免許証も番号が振られています。
皆さん10年前に住民基本台帳ネットワークが導入されていたのを覚えていますか。
約400億円もかけたこの番号制度は、いまだ5%しか普及していません。
しかし、この制度を維持していくのに毎年130億円もかかっていますし、役人達の天下りとして活用されています。
マイナンバーも、そんな事になると思えば腹が立ちます。
さてマイナンバーカードには証明写真が必要なんです。
マイナンバーの書留の中には、身分証明になる個人番号カード(マイナンバーカード)を申請できる用紙が入っており、申請するにはパスポートの写真と同じサイズの写真が必要です。
(履歴書に貼る写真より大きい) 若い人はいいけれど、老齢者の場合、写真を撮っていっても写真屋や証明写真のボックスを使わざるを得なく、余計な出費と手間のかかる事です。 家の祖母も80才を過ぎていて、身分証明は必要ないと思うんですが、障がい者手帳を持っていて、いろいろなサービスを国から受けていますので、とりあえず国の言うことは聞こうとしています。
祖母は足が悪く、難病指定の病気で歩くのが困難です。
写真を撮りに行くにしても、車や介護が必要なので、僕が撮ってやる事にしました。
そこで、証明写真をスマホで取る方法をお伝えします。
マイナンバーの身分証明書は、みんなが必要ですのでお父さんかお母さんがスマホで撮影してください。
本当は難しい証明写真の撮影
僕は写真スタジオやっていましたのでよく分るんですが、証明写真撮影は結構難しく、それなりのライティングをしないと、ちゃんと写らないんです。
写真スタジオの場合、傘を使ったバウンズライティングが主流で、正面とサイドに1灯ずつ、頭の上から弱い光と、バックに当てる光の、計4灯ライティングをしていました。
ちゃんと撮影するには基本のライティングが必要ですので、証明写真がうまい店は、きっと人物撮影がうまいスタジオでしょう。
証明写真を撮影する時の注意事項があり、結構指示が多い内容です。
顔の位置が片寄っている 真ん中に顔が来ていないものは駄目です。これは撮り方か、トリミングの問題です。
顔が横向き そんな奴はいないと思いますが、横向きは当然駄目、刑務所の写真じゃありません。
顔が左右に傾いている 女の子で、可愛らしく見せるポーズは駄目、ビートタケシの真似も駄目です。
椅子などの背景がある 背もたれの高い椅子は駄目
背景に影がある これは目立つような大きな影は駄目だということです。 ストロボを使う場合、横からの発光は、影が体の横に出来て、目立ちすぎるの でNG。ストロボは上から発光すれば影は目立ちません。
背景に柄がある 模様のついた壁は使用できないんです。
瞳がフラッシュ等により赤く写っているのは駄目です。 赤目は瞳孔が開き、目の血管がフラッシュに反射して起きる現象です。 目の大きな人や、暗闇でフラッシュをたいた時に起きます。
平常の顔貌と著しく異なる顔は駄目 笑顔も、普段と大きく違えば駄目なんです。 しかし、普段は何気ない顔だけど、笑うと別人のようになる愛嬌のいい子がいますね。残念ながら駄目です。プリクラでやっている上目遣いも駄目。 変顔は絶対駄目です。
顔に影があるのはだめ。 逆光は駄目です。真正面から光が当たっていなければなりません。
写真の撮り方
スマホは縦に構えて、フラッシュの発光部が上に来るように構えます。
バックは無地のふすまや壁が最適ですが、無ければカレンダーなどを反対に貼って白いバックにします。
スマホを望遠似設定し3メートルほどの距離をとり、顔の高さにカメラを合わせて、3枚ほど撮りましょう。
壁にぴったりついてもいいのですが、心持ち離れます。影が気にならなければOKです。
詳しく載っているサイト
地方公共団体情報システム機構:
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/checkpoint.html
マイナンバーはスマホやネットからも申請できますので、実はプリントしなくても大丈夫なんです。
届いた交付申請書のQRコードを読み込んで添付すれば大丈夫です。
スーパーなどにある証明写真機から申請が出来るのもあるようです。
写真のプリントの仕方
フォトショップを持っている方なら、寸法を指定しての切り抜きはとても簡単です。
ただ、証明写真のプリントは1枚200円かかりますので、Lサイズでプリントして自分で切れば30円で済みます。
チャレンジを。
Lサイズは1507ピクセル1063ピクセルというサイズです。
このサイズの中に、切り取った証明写真を2枚貼り付けることが出来ます。
この写真をコンピにに持っていって、マルチコピーの機械でL判で出してやれば30円です。
ちなみに僕は何時もこの方法で作っています。
めんどくさそうですが、やってみるとそうでもありませんし、
明るさの調整なども自由に出来ますので、完成度が高い証明写真が出来ます。