早起きは三文の「得」に決まっているでしょ!! ハイブリット型の得

早起きの女性

早起きは三文の得 この諺を"ググる"と、「早起きは三文の徳」と書いてあるページに出会う。

 

三文の徳って変でしょ。

徳って、1文とか勘定できるものではない。

人格の尊さを表現している言葉である。

今風にいえば、早起きは三円の徳っていう事になり、 1円の徳とか100円の徳とかある事になり、徳ということすら格付けしている品のなさが腹が立つ。

 

徳と得、どちらでもいいんですって書いている奴。

そんなわけないだろう!!

100円程度の親切とか、5000円の愛、10000円の夢

いかにもありそうで、逆にリアルである。

 

ちなみに早起きの英語のことわざ

Go to bed with the lamb, and rise with the lark.

「羊と共に寝床に入りヒバリと共に起きよ」

 

Early to bed and early to rise makes a man healthy, wealthy, and wise.

「早寝早起きは人を健康に、裕福に、賢くする」

 

外国でも、早起きは勤勉の証のようだ。

早起きの効能を説く文章も多いのだが、この場合の早起きは日の出とともに起きることだ。

だが動物型的に言えば「夜行性」「昼行性」という言い方をする。

昼活動したり、夜活動するのは、生存のための手段と言われている。

 

本来ほ乳類は、恐竜の時代、恐竜のせいで昼間に活動できなくて夜行性だったといわれている。

しかし、最近の研究によって夜型の生活は哺乳類が出現するよりも1億年前から存在していた可能性を指摘している。

という事は、昼型、夜型は、状況によって生れてくるということである。

 

人類は、どうかというと、夜行性になれるような能力を持っていないので昼型である。

真っ暗闇の中で、人間は手も足も出なくなる。

イヌのような聴覚もないし、コウモリのような超音波レーダーも持っていないからだ。

つまり、生きていくためには、明るく視野が確保できる時間帯に動いて、暗くなりものが見えなくなれば、動きを止めるということが基本なのである。

 

話は戻るが、早起きの効用とは、仕事のサイクルが昼中心の会社の場合か、農村、漁業など生き物を相手にしている人たちの話で、夜の仕事の人は入らない。

夜の仕事の人たちが朝早起きすると睡眠不足による体調不良になるだけである。

現代では動物学的な分類の夜行性ではないが、夜1時~2時くらいまで起きている人も多い。

つまり一般的に言う夜型である。

夜型はダークトライアド(Dark Triad)の傾向があり、ナルシスト・精神病質・目的のためなら手段を選ばないという三つの性格を併せ持つという研究結果もある。

ちょっと危険な人たちのにおいがする。

 

しかし、傾向ということですべての人に適応しているわけではない。

昼型の傾向の研究結果がないのは、朝型が一般的な証拠でもある。

大多数の朝型と比べて夜型のほうがよさそうな話が多いがすべてが傾向であり、個人差が大きい内容である。

 

朝型と言われる人たちには、

織田信長は毎朝4時豊臣秀吉は信長より1時間早い3時に起きていたと記録にあり、精力的な人は朝が早かったという事実もある。

作家の村上春樹さんは朝の4時ごろ起きるとあり、早起きの有名人は数多くいる。  

 

僕は、夜8時とか9時に寝て、夜2時とか3時に起きて仕事をしている。

たまに寝坊して、朝5時くらいに起きてしまうこともある。

こんな人間は朝型といえるのだろうか。

 

一見朝型だが、中身は夜型という混合型、つまりハイブリットである。

ハイブリット型は、夜早く寝るので、成長ホルモンがどんどん出る。

夜中に起きるので、思索には適している環境だ。

朝になると、夜中中起きているので腹が減っているので、きっちり朝ご飯を食べる

 

皆さんに、良いことずくめのハイブリット型をお勧めしたい。

(ただし、一人で暮らしている人のみ。家族のいる人は家庭崩壊、夫婦疎遠の危険性大である)

  家族の朝食

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