天地真理さんを描く
天地真理さんである。 うーん。微妙に似ていない。
似顔絵を描くつもりではないのだが、やはりモデルを描いているので、似ていても不思議ではないのだが。
ある程度の輪郭はトレースであっているのだが、微妙な陰影や線の強弱で、顔は違う方向に向かう。
天地真理の登場は衝撃的だった。
上を向いている鼻は、彼女の場合可愛くつぶらな瞳はキラキラとしていた。
あの鼻はアップノーズと言うらしい。
TBS系『時間ですよ』の「隣のまりちゃん」 可愛かったですね。
昭和のアイドルの登場のしかたはいつだって衝撃的だ。
女性は、人生の中でオーラを放つ瞬間がある。
そんなに絶世の美女ではないのだが、そのオーラが輝き出す時に僕たちはブラウン管の中で出会う。 啐啄同時といえるだろう。
輝きだそうとする時と、アイドルを求める僕たちが、偶然に出会うのである。
作られていない天然の初々しさが、輝きを放つのである。
だから、時間がたつと色あせてしまう。
しょうがない。
ウェブで年齢を重ねた天地真理さんを見た。 普通の方である。
しかし、僕たちにはイメージが強すぎたので、見たくはない写真だ。
彼女が特別ではなくて、年をとるというのは生物の掟である。
しかし、あの人は今などといって、さらし者のようにするのはやめた方が良い。
アイドルはその時間にしか存在しないから。