自撮り棒の要約(まとめ)

自撮り棒

自撮り棒

最近外国で事故が多発している自撮り棒。

日本でもマナー違反の人たちを見かけることが多々有ります。

マナー違反や危険でなければ、本人達は楽しいのですから止め立てする気にはなれません。

ただなんとなく、見ているほうが恥ずかしくなるのは

素晴らしい観光地で、その地の歴史や価値より、

「自分たちが今楽しくて、素晴らしい時間を過ごしているぞ」

という個人的なアピールが伝わってくるからです。

見てるほうが恥ずかしくなるという感情は、日本人独特かもしれません。

恋人が公然と人前でキスをしているのを見てしまったような・・。

カラオケで自己陶酔している人を見ているような・・・。

今風に言えば「痛い人達」なのでしょう。

私は自己アピールや、自己中心的な思い込みで行動する行為を「痛い」行為だと思ってしまいます。

それは日本人の「謙譲の心」など、自分を前に出さないことが美徳だという感情に支配されていると思うのです。

「秘すれば花」「沈黙は金」など、古いと言われればそれまでですが、日本人の持つ感覚だと思います。

 

いろんな観光地で自撮り棒で撮影している若者を見る機会が増えています。

ほとんどが、中国や韓国の若者達でした。

流行っているんでしょう。

別に悪いというわけではないんですが、どことなく遠巻きに見てしまいます。

 

SNSの流行で、自分の写真をアップすることが日常的になっています。

とくにフェイスブックは、「友達」になった人のページにも自分の記事が露出するので、不特定多数に発信する「記事」的なものになってしまいます。

さらに「いいね」などの反応もあり、リアルタイムに「読者」の関心度が伝わります。

自分自身の記事ですから、それほど「読者」に受けるような記事は生み出せません。

そこで、一般の雑誌と同じような、「食事」と「旅」、見かけた「面白いもの」が記事が中心になるのです。

自撮り棒は、自分自身の記事を膨らませる格好の道具として使われていったのでしょう。

自分自身をさらけ出していく事が流行るなんて変な時代です。

まあ、程度の差はあれ私自身もブログを書いているので、似たり寄ったりかもしれません。

 

虚構の世界

例えフェイスブックで何百人の人が「友達」でいても、

「いいね」をたくさんもらったとしても、

自分が思っているより、他人はあなたの事を気にしているわけではありません。

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自分の記事に反応してもらうため、適当に「いいね」を押して回っているだけが多いのです。

虚構の世界である事をしっかりわかっていることが大切です。

記念写真は、あなたにとって素晴らしいのですが、他人にしてみれば関係のないただの写真なのです。

危険な行為で写真を撮ることより、大切なことがある事を自覚しましょう。

自撮り棒についてのまとめです。

自撮り棒(じどりぼう)とは

カメラやカメラを内蔵したスマートフォンに取付けて、自分撮りを行うための長さ1 mほどの棒状の器具である。

30年前日本で発明

1980年代初頭に日本で発明され世界で発売されたがあまり普及せず、1990年代半ばには日本の珍発明の1つとして揶揄された。
ミノルタカメラ(現・コニカミノルタ)が、世界で初めて1983年に発売した時の商品名は「エクステンダー」であった。

呼び名

「自撮り棒」「自分撮りスティック」「自撮り一脚」「手持ち一脚」
英語で自分撮りをセルフィーと言うことから「セルフィースティック」(英: selfie stick)や「セルフィー棒」
韓製英語(コングリッシュ)で自分撮りをセルフカメラと言うことからその略のセルカを用いて「セルカ棒」とも呼ばれている。

現在流通している自撮り棒

セルフタイマーを用いることを前提としたもの。
グリップ内蔵または本体とは別にあるリモコンで撮影操作を行うもの(無線のBluetoothまたは有線)。

スマホ用自分撮り一脚

スマホ用自分撮り一脚

自撮り棒の危険

自撮りに夢中になって周囲への注意が疎かになるといった危険もある。

列車を背景に撮影している時に高圧電線に触れてしまう。

人ごみの中使用し他者に怪我をさせてしまう。

世界遺産を背景に撮影しようとして自撮り棒が接触し、遺産を破損してしまう。

自撮り棒の使用を禁止している施設

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日本国内

東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド/東京ディズニーシー)では、セルカ棒の使用を禁止している。

JR西日本・2015年9月19日以降在来線・新幹線問わずホームでの自撮り棒の使用を全面禁止。

JR東日本・北海道旅客鉄道(JR北海道)でもホームで自撮り棒を使用しないように呼びかけている。

日本国内のイベントなどでは「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「サマーソニック」などの音楽祭(ロック・フェスティバル)での持参禁止が挙げられる。

海外

アメリカのニューヨーク近代美術館やメトロポリタン美術館。

フランスのヴェルサイユ宮殿。

イギリスのナショナルギャラリーなどで使用を禁止。

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