ニーハオ 新地中華街と湊公園 ちゃんぽんの語源
新地中華街と湊公園 アートワークスのフリー写真素材
長崎に観光に来ていただいたのなら、やはりちゃんぽん、皿うどんは中華街で食べておこう。
長崎の中華街はこじんまりとしているけど、雑然としている雰囲気は本場の雰囲気である。
どこがおいしいのかとよく尋ねられるのだが、こればっかしは好みである。
たぶん、どこのちゃんぽんも美味しいと思う。
ただ私の好みはこってりとした味が好きなので、江山楼(こうざんろう)へよく行く。
ちゃんぽんの語源
長崎ちゃんぽんの語源については諸説ある。ウィキペディア
1.福建語の挨拶「吃飯」もしくは「吃飯了」(直訳するなら「飯は食ったか?」)から来ているとの説。
2.福建語の「混ぜる」を意味する語から来ているとする説
3.マレー語およびインドネシア語の「campur(チャンプ)」、沖縄の「チャンプルー」はともに「混ぜる、ごちゃ混ぜにする」という意味があり、ここから来ているという説。
(沖縄のちゃんぽんはおかず載せごはん)
4.「異なるものを混ぜること」の語源として、鉦の音(ちゃん)と鼓の音(ぽん)という擬音としてつなげた近世(江戸時代)の造語であるという説。
どれが本当かわからないが、長崎人は「四海樓(しかいろう)」のご主人が貧乏な学生のために考案したという説を信じている。
となれば、私は福建語の「混ぜる=読み方は(ちゃんぽんだ)」が語源と思っている。(ただの勘である)
長崎ちゃんぽんが全国的に知られるようになったのには、全国チェーンとなったリンガーハットの影響も大きいといわれているし、豚骨ラーメンはちゃんぽんの影響を強く受けていわれている。
商売上手の阿茶さん
長崎は中国文化に強い影響を受けていて、その源が唐人屋敷や中華街の中国人である。
昔は中国人を親しみを込めて「阿茶さん(あちゃさん)」とよんでいたという。
私のばあちゃんは、確かに「あちゃさん」と呼んでいた記憶がある。
長崎市の大きなパチンコ屋は、ほとんど中国人の経営といわれている。
商売がうまいんだよねー。
中華街に行って、普段絶対かぶることのないチャイナ帽子をかうのも一興である。
長崎の中華街は、よその町に比べて規模は小さいけれど、「元祖」だ。
なんたって歴史が違うのだ。
湊(みなと)公園
湊(みなと)公園は中華街の近くにある、中国風の公園である。
特別な物はないが、立派な門と、中国風の小さな庭園、それと休憩所がある。
夕方行くと、将棋をやっているが大勢いる。
この場所は、2月に行なわれるランタンフェスティバルのメイン会場になる。
開催中長崎市内の繁華街がランタンだらけになる。
この光景はマジで美しい。
超お勧めである。
長崎ランタンフェスティバル アートワークスのフリー写真素材
http://freephoto.artworks-inter.net/photo/data/nagasaki/2004lantern/index.html