愛宕神社への道 上小江原バス停

愛宕神社の一の鳥居 住宅街からの道

愛宕神社 バス通りから入る道の鳥居

参道の石段は235段余り

金色の鳥居

場所は長崎市小江原町1-30-1。長崎県警察学校の近くで、お告げのマリア修道会の近くである。
 
神社へ行く道は、上小江原バス停の近くから車で行ける参道と、下手の住宅街から石段の参道を上る道がある。
 

愛宕神社

愛宕神社

愛宕神社

愛宕神社

社殿左手の境内

愛宕神社境内の祠

社殿はしっかりとした作りで、拝殿の扉はしまっている。
 
社殿左手には石段があり、途中に石の祠が一つと、登りきった広い場所に祠が一つある。
 
現在だと上の祠は奥ノ院ふうに見えるが、そうではなく愛宕神社の境内にある祠の一つのようだ。
 
上の祠の背景にはお告げのマリア修道会の教会の十字架が見え、新旧の信仰が共存しているのがわかる。
 

上部の祠、背景はお告げのマリア修道会

祭神は火産靈命。創建は不明だが、300年の歴史があるらしい。
 
何度も修復されているようで、石段の参道には金色の鳥居もあり、毎年10月の中旬には、秋祭りが開催されているので信仰の火は消えていないのがよく分かる。
 

小江原

小江原は「こえばる」と読む。
 
原を「はら」ではなく「ばる」と読む地域は長崎では珍しい。その理由は諸説あるが、他の地域からの移住者がこの地域に住んでいた可能性がある。
 
小江原は昭和に開発された地域で、小江原ニュータウンは平成元年に完成されている。
 
昔はたぶん山だらけで、神社の詳しい記録が殆どないようだ。
 

愛宕

愛宕山の愛宕神社

愛宕神社といえば、長崎の小島、田上のあたりにある愛宕神社の上宮外宮が連想される。
 
小島の愛宕神社も祭神は火産霊(ほむすび)命。火の神様である。
 
火産霊命は火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)ともいい、イザナミが生むのだが、生まれる時に母のイザナミは焼け死んでしまうという悲劇が起こる。
 
それに怒った父親イザナギは剣で殺してしまう。
 
なんとも意味ありげな話だが、火の恐ろしさは古代より認識されていたのだろう。
 
愛宕神社で火の神様を祀るのは、防火の願いである。
 
愛宕という地名の由来は、火産霊命が生まれるにあたって母神を焼き死なしめた仇子であったことにちなむという俗説があるが、側面・背面を意味するアテに由来し、境を守る神であったのではないかともいわれている。
 
愛宕信仰は、山で修行する修験者によって、江戸時代中頃から日本全国に広められた。
 
おそらく、小江原の愛宕神社も江戸時代中期以降に創建されたと思う。
 
小島の愛宕神社上宮には、太郎坊という天狗も祀られている。
 

愛宕山 愛宕神社上宮 太郎坊(天狗)

小江原の愛宕神社の境内にある祠は、天狗を祀っているのかもしれないなと思った。
 

愛宕神社