桜馬場 伝八稲荷神社
住所は長崎市桜馬2-4-1。場所は桜馬場中学校校門の目の前である。
この通りは旧長崎街道で、いつの間にかシーボルト通りの名もある。
旧長崎街道のスタートは、とりあえず新大工商店街の端、桜馬場の入口にある。
つまり江戸時代は新大工までは長崎で、桜馬場は桜馬場郷だった。
伝八稲荷神社のあたりは、旅のスタート地点だったので休み茶屋がずらりと並んでいたとある。
伝八稲荷神社の祭神は稲荷大明神。
由緒は、伝八氏の信仰していた稲荷と、桜馬場中学校敷地の庄屋の地所内に祀られていた稲荷大明神と、木谷橋を作った木谷家に代々伝わっていた稲荷大明神を合祀したのがこの神社であるらしい。
いつ建てられたかは正確には不明だが、由緒を読めば、長崎の商業が盛んになった長崎開港以降の時代だろう。
行って見ると小さいが、綺麗に真っ赤に塗られている。
まさに観光用に化粧直しされているようで、とても目立つ神社である。