布巻町 菅原神社 崖の上の天神さん

長崎県長崎市布巻町979 菅原神社

布巻町 菅原神社への道

布巻町 菅原神社

布巻町 菅原神社 一の鳥居

布巻町 菅原神社

布巻町 菅原神社

布巻町 菅原神社

布巻町 菅原神社

場所は三和方面、499号線を南下し、道沿いにあるエレナ三和店の前の崖の上にある。

現在参道と境内は工事中で、工事現場の機材が道脇に置かれている。

崖に沿って作られたコンクリートの坂道を登り、分かれ道の右側に鳥居がある。

コンクリート製の鳥居には、大きめのしめ縄が張られていて、新しい鳥居だ。

右手は手すりのない崖で、左手には巨木があり参道はこれから整備されるのだろう。

少し登ると、左手には使われていないコンクリートのトイレがある。

そこを抜けると、左右に石灯籠が設置されていて、左手には石台の上に自然石の記念碑がある。

そこから少し歩くと、一段高い場所に、菅原神社がある。

布巻町 菅原神社

布巻町 菅原神社

布巻町 菅原神社 神棚

菅原神社 神殿

瓦屋根の小さい社殿だ。拝殿の周りの柱や梁の部分が彩色されている。

壁は木目がプリントされたトタン板のようで、拝殿入り口はサッシの扉、ここにもしめ縄がある。

拝殿は板張りで、左手に細長い低いテーブルが積み上げられていて殺風景。神殿には祭神の鏡が祀られていた。

現在は工事中なので、こんな感じになったのかもと思う。

拝殿の後ろに回り込み神殿を見るが、ここの梁にも赤と青のペンキが塗られている。この赤と青のペンキの色で塗られている神社はたまに見かける。

インパクトが有ったのは、深掘にあるエビス像がそうだった。

深掘 恵比寿

赤い色は神社でもよく使われているのでわかるが、青いペンキが塗られているのは理解できない。神社に青いペンキは似合わないと思う。

鳥居に平成4年11月建立とあった。

神社を見ると、ちゃんと改修されているのは一目瞭然だが、どこか安っぽさが漂ってしまう。氏子さんには、大変失礼だと思うが、そう感じてしまった。

菅原神社

このあたりには平山町の天満神社がある。近くなので関係があるのかも知れない。

一般的には菅原道真公を祀る神社は、天満宮と名付けるのだが、近くに天満神社があるので、菅原神社という名前にしたのかも知れないと思う。

菅原神社という名前は、長崎市内に梅香崎神社があり、そこの神額には菅原神社と書かれている。

神社名で、天満神社と菅原神社。祭神は同じなのに名前が違うのには、なにか理由があるのだろうか。

三和の地域は、深堀藩の所領である。

平山町の天満神社には市指定無形民俗文化財の「平山の大名行列」があり、穀倉地帯でもある平山は大変重要地で、天満宮大祭の折には毎年、五穀豊穣を祈願して深堀家より金品の奉納がなされていたとある。

ここの菅原神社はどうだったのだろうか。

比べるのは失礼だと思うが、気になるところである。

菅原神社

 

 

コメントを残す