川棚 魚雷発射試験場跡 写真撮影には最適
長崎県東彼杵郡川棚町三越郷
片島公園内にあり、駐車場も10台分くらいある。
跡の中は屋根がなく、窓ばかりの空間で、大きな立ち木が跡内にいっぱい枝葉を伸ばしていた。
天気が良く、青空と廃墟の窓からの日差しが絵を作っている。
ここは撮影場所として素晴らしい。
ポートレートには最適かも。
そう思っていたら、近くで婚礼の前撮りを行っていた。
やっぱりね。
大崎半島の対岸に伸びた緑豊かな半島・片島。
1918年(大正7年)に建設され、佐世保海軍工廠や川棚海軍工廠で作られた魚雷の性能試験が行われた場所。当時、魚雷発射試験場では、佐世保海軍工廠や三菱長崎兵器製作所で製造された魚雷の発射試験が行われ、魚雷の最終検査や調整などをしていたのではないかと言われています。
また、魚雷発射の状況を記録・確認するための観測所跡も残っており、ここで合格となった魚雷が佐世保鎮守府に送られていたようです。