縄文マック 2
初めてウィンドウズを触った時、意図的にマックと反対の位置に色んな物がついていることにびっくりしたもんです。
「マックの真似」 みんなそう思いました。
まずゴミ箱から行きましょう。
マックはCDをゴミ箱に入れる
マック人なら当たり前なのだが、ウィンドウズ人はびっくりします。
要するに外部デバイスを取り外す手順なんです。
マックはCDやDVDを入れるとデスクトップにアイコンが現れ、自動で再生します。
そして、聞き終わってCDを取り出す時 そのアイコンをゴミ箱にいれるんです。
そうすると、CDが出てくる。 びっくりするでしょう。
USBを入れても、使い終わったらゴミ箱へいれる。
ウィンの人たちは、右隅のデバイスのアイコンを右クリックして、安全にはずす作業をしてやっと取り外せる。
そうです。
マックの思想は、このゴミ箱にあるのです。
今のマックを買うと、CDドライブがないんです。
だからDVD使う人は外部デバイスをオプションと買う必要があります。
フロッピーディスクがついていないパソコンを発売したのがマックです。
今のマックにはDVDプレイヤーもついていません。
そしてキーボードをはずしたIPADを作ったのです。
マックのシンプルさは、常に未来思考です。
まーこれがいやだという日本人は多いですね。
マックを買っても何にも繋げないし、色んな事が出来ないから駄目だ・ そう思っている人は、ウィンドウズが大好きです。
色んな機能がついているし、色んな機械をつなぐことが出来ます。
プラモデルのように作っていく楽しさがあるんですね。
この傾向は、日本のすべての商品に反映されています。
多機能、高性能。
これがメイドインジャパンです。
シンプルで単機能、美しいマック。 多機能で拡張性の高い、ウィンドウズ。
この対決は、ウィンドウズの勝利でした。
日本の古代史では、縄文人の世界に弥生人が入り込み、瞬く間に日本中は弥生文化になっていったと言われています。
僕には、マックが縄文に思えてなりません。
本当の便利さとは。本当の豊かさとは何か。
そう考えてしまいます。