夏の風物詩 精霊流し。子供連れは要注意、赤ちゃんは不可。
夏、長崎を旅するのなら8月15日の精霊流し見物をお勧めする。
「せいれい」とかいて「しょうりょう」とよむ。
さだまさし氏の歌で知名度は抜群だけど
その凄まじさは、現場で味わって欲しい。
注意事項
しかし注意事項がある。
小さな子供は危ないので、中心地(駅前から県庁、浜の町)には行かないことをお勧めする。
特に赤ちゃんは、見に連れて行っても見物客が多くて、ベビーカーは通行に困難だ。
また車で様子を見ようと思っても交通規制があるので要注意。
また行けたとしても、精霊船から爆竹花火を投げつけられる恐れがあるので、窓を開けて走らないこと。
整理の警察官は、たくさん爆竹を投げつけられている。
それ以外の人は、夜7時くらいから夜中までやっているので、その雰囲気を楽しんで欲しい。
あくまでも、初盆を迎えた弔いの船達である。
あの爆竹が鳴り続けている行列にも、深い悲しみがあることを知って欲しい。
これが、長崎人の野辺送りなのだ。
安全に見たいなら駅前から大波止の間の道側の通りのホテルをおすすめする。
お盆の8月13,14,15日は墓参り。
ここでも花火をする。けっこうやかましい。
矢火矢も発射する。
小さい子は行かない方がいいかも。
可愛く美しい花火もあるが、長崎で花火といえば、矢火矢とか爆竹のことを指す場合が多い。
手に持って火をつけるのが、長崎人の粋がりである。