失って初めてわかる事 平和公園関連
1回目の原爆投下は、1945年8月6広島である。その3日後8月9日午前11時02分に長崎に投下された。
平和公園を含む施設は、その悲劇を伝えている。
観光と言い切るには抵抗があるが、長崎に来てくれたのなら立ち寄って欲しいのが原爆関連施設である。
JR長崎駅前から路面電車(赤迫行)で松山町電停でおりると目の前にある。
道沿いにあるのが黒御影石の碑がある原爆落下中心地がある。
広場の回りにはいろんなモニュメントの像が建てられている。
中心碑の右側には、浦上天主堂の南側壁の一部を移設されている。
ちなみに石像はザベリオと使徒である。
ここに建てられている母子像は1997年に設置されたのだが、女神風の像が宗教を暗示しているという事で政教分離に反するとして裁判が起こされた経緯がある。
公園を上に行くと、原爆資料館がある。
個人200円 小中学生・高校生80円かかる。
http://nagasakipeace.jp/japanese/abm.html
長崎原爆資料館と長崎市平和会館に隣接して国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館がある。
この施設は静かな祈りの空間として、静寂さが漂う。
その近くに、修学旅行生が必ず立ち寄り、記念写真を撮る平和公園がある。
かなり広い公園で「平和の泉」や日本を代表する美術家のひとりである北村西望による平和祈念像が建てられている。
この像は神の愛と仏の慈悲を象徴し、高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を意味し、軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っている。ウィキペディア
いろんなホームページに詳細は豊富に載っているのでそれを参考にして欲しい。
長崎市は平和関連施設を有効利用しようとして、観光資源化をもくろんでいるようだが、その動きにも賛否両論ある。
私自身敗戦して10年後生れている「戦争を知らない子供達」である。
モニュメントだらけの公園が何を意味する物なのかを、訪れた人が考えればいいと思う。
何はともあれ、日本人なら一度訪れて欲しい。
撮影 アートワークス