彦山に登る
先日、午後から彦山に登った。
蛍茶屋先の英彦山鳥居からスタート。岩倉大明神→豊前坊下虚空蔵堂→飯盛神社→彦山山頂へたどりつく。
山道はそれほど険しくないが、登山道に大きな木が倒れ込んで進路を塞いでいる。
特に彦山神社の入口付近の倒木は、しゃがまないと通れないのに驚く。
市が管理してると思うのだが、これはなんとかして欲しいと思う。
彦山頂上についたが、ここには様々な電波塔が立っていて、無粋な事この上ない。
うーん、しょうがないのかな。
電波塔をすり抜けながら、見晴らしのいい岩場にたどり着く。
ここからの眺めはたしかに素晴らしい。
なので、電波塔の存在が妙に苛ついてしまう。
途中にある岩倉大明神や豊前坊下虚空蔵堂は、信仰の山としての彦山の存在を際立てている。
しかし、彦山という名前も豊前坊という名も、大分県の名前である。
という事は、彦山をテリトリーにしていたのは大分県民つまり豊前国の人々なんだろうか。
大分には宇佐神社があり、渡来人系秦一族の本拠地である。古代史が好きな僕は、いろいろ考えてしまった。
この件に関しては、また考えてみる事にする。
これから春本番である。
1時間ほどで登れる山なので、登ったことのない人は一度登ることをお勧めする。