いわさきちひろさんの絵を描く
いわさきちひろさんの絵を模写してみた。
水彩の童画を一度描いてみたかったからだ。なんとなくそれっぽく描けて、やや嬉しい。
ただ、内面的なものはなく、やはり模写は模写である。
いわさきちひろさんはハンス・クリスチャン・アンデルセンに深い思い入れがあり、紙芝居ほか色んな作品を描いていた。
当時の日本では、絵本というものは文が主体で、絵主体ではなかった。いわさきちひろさんは、仲間と絵で展開する絵本制作を推進していく。そして賞を取り、絵本画家としての人気を不動のものにした作家である。
水彩画の透明感は好きである。
繊細なデッサンと淡い色彩は、絵本や挿絵にぴったりだ。
簡単そうだが、現実に描くとすればそれなりの道具が必要だった。
それを簡単に実現してくれるのが、デジタルのアプリである。
今回使ったのは、アドビスケッチというアプリである。
フォトショップのアドビ社が出しているアプリなので、無料だが完成度は高い。特に水彩画には定評がある。
使ってみて驚いた。
色を付けた箇所が自動的に滲むのである。そしてその滲みを止めるファンという機能がある。
描いていても楽しい。
もう少し、水彩画もどきで遊んでみたい。