ヘプバーンを描く

オードリー・ヘプバーンの模写

この絵は、映画ローマの休日のオードリー・ヘプバーンである。

一度描いてみたかった美女で、その美貌は特に素晴らしい。

ローマの休日の日本初公開は、1954年4月27日とあるが、その6日前に長崎県佐世保市の「佐世保富士映画劇場」で先行して公開されている。

つまり、日本で最初に上映されたのは、佐世保だったのだ。

ニュース劇場

有名すぎる映画なので、特に書くこともないが、この映画を見たのは多分高校生だったと思う。

昭和30年以降は、全国で映画館ブームが起こり、長崎にもたくさん映画館があった。

稲佐地区にも「月館」があったが、長崎駅ビル地下に、小さなメトロ書店があり、その横にニュース劇場という、これまた小さな映画館があった。

高校生の時、学校へ行くふりをして、駅前で降りて、サボって映画をよく見ていた記憶がある。

私が高校生時代なので、昭和46年頃の話である。その時代に受けた映画による衝撃はいまだに続いている。

そしてそれは私にとってとても大切な事なのである。

この絵はアイパッドで写真をなぞって輪郭を描き、いろいろ書き足したものである。アイパッドお絵かきも少しずつ慣れてきた。

正攻法で絵に向き合っているのではなく、年寄りの手慰みなのである。ネットに上げて、承認欲求を少しだけ満たしている。その事がよくわかってきた。

その分気持ちが楽である。それでいいと思っている。

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