大島町 豊玉姫神社 寺島の蓬莱島から移転

〒857-2427 長崎県西海市大島町1533

豊玉姫を祀る神社は日本中にある。

『古事記』では豊玉毘売・豊玉毘売命、『日本書紀』では豊玉姫と表記される。
海神(わたつみ)の娘で、竜宮に住むとされる。真の姿は八尋の大和邇(やひろのおおわに)であり、異類婚姻譚の典型として知られる。神武天皇(初代天皇)の父のウガヤ草葺不合尊の母であり、天皇の母の玉依姫の姉にあたる。豊玉毘売の「豊」は「豊かな」、「玉」を「玉(真珠)」と解し、名義は「豊かな玉に神霊が依り憑く巫女」と考えられる。ウィキペディア

 

豊玉姫神社

豊玉姫神社

豊玉姫神社

豊玉姫神社

大島町の小山の上にある。

海の神様なのに山の上にあるのは不思議だと思ったが、昔は寺島にあって移されている。

コンクリートで舗装された参道を登り、二の鳥居をくぐると小さな本殿がある。

本殿の右手に豊玉姫神社由緒記が掲げられていて、寺島の蓬莱島から昭和30年代にこの場所に移されたとある。

1707年高島軍平種義の創建とも伊勢守純庸の建立とも言われているとある。

そして建てられた場所が蓬来山に似ているので石の祠を祀ったと書かれているが、現在の場所は移された場所で、最初にあったのは寺島の蓬莱島である。

また大村藩直営の社だと書かれているが、そんな雰囲気はない。

豊玉姫神社

豊玉姫神社

豊玉姫神社

日本における蓬来
日本では浦島伝説の一つ『丹後国風土記』逸文では「蓬山」と書いて「とこよのくに」と読み、文脈にも神仙などの用語が出てくること、田道間守の話や他の常世国伝承にも不老不死など神仙思想の影響が窺えることから理想郷の伝承として海神宮などと習合したとも思われる。ウィキペディア

 

理想郷の伝承として海神宮などと習合したらしくとあり、浦島伝説から乙姫とされる豊玉姫の名前が出てきたのだろう。

この神社の参道から海が見える。

やはり蓬来山とか豊玉姫とかは、なにか場違いな気がする。

違う由来がありそうな気がしてならない。

豊玉姫神社より

豊玉姫神社

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