タイピスト! ★★★

1950年代フランス独特のにおいがしっかりと漂った雰囲気に引き込まれてしまった。

こんなテンポのいいコメディーは久しぶりだ。

ポニーテールとふわりとしたスカート。

可愛く強い女性は見てるだけで元気になる。

タイピスト!

タイプライター早打ち大会に挑む新米秘書の姿を描くサクセスストーリー
『アーティスト』『オーケストラ!』のスタッフが集結し、タイピングの才能を見出された田舎娘の奮闘を描く。レトロでポップな50年代カルチャーにも注目。
タイプライター早打ち大会の存在を知ったレジス・ロワンサル監督が、地方大会で優勝した男女の話を聞くなどして脚本を書き上げた。主演:ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ

きゅっと締まったウエスト、柔らかく丸みを帯びたショルダーライン、裾広がりのスカート。

ファッションは女性の進撃のための戦闘服である。

彼女の服は女性らしさ満載。今風にいうなら女子力に満ちあふれている。

タイピスト

タイプライター早打ち世界選手権という設定もいい。

特訓もあり、スポ根要素もたっぷり。お勧めだ。

1950年代。わたしは1955年生まれなのでまだ子供だった。

その後高校生になってから映画にはまり込んだので、知っている映画は限られている。

オンデマンドにも古い映画はあるが、好んでみることはない。

新しい映画がたくさん出ているので、古い映画のチェックまで手が回らないというのが言い訳である。

しかし、リバイバルで見ているものもあり、記憶に残っているのも多い。

まず「禁じられた遊び」ナルシソ・イエペスのギターが最高だった。

禁じられた遊び

「雨に唄えば」 Singin’ in the Rainは名曲だ。ミュージカル映画の傑作といわれている。
主演はジーン・ケリー。

雨に唄えば

「紳士は金髪がお好き」マリリン・モンローは永遠である。

紳士は金髪がお好き

「十戒」 出演はチャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー。海のわれるシーンは今でも脳裏に焼き付いている。

「ベン・ハー」 チャールトン・ヘストンは偉大である。

ベン・ハー

「七人の侍」世界に誇る黒澤明の代表作。いまだにこの映画を超える作品はないようだ。

七人の侍

「十二人の怒れる男」初めて見た法廷劇(密室劇)だったが、そのできばえに感動。

「ローマの休日」世界のオードリーヘップバーン。あのショートカットは至宝である。

ローマの休日

「ゴジラ」日本人ならだれもが知っているゴジラが登場するゴジラシリーズ第1作

ゴジラシリーズ第1作

凄い名作ばかりである。

このあたりの映画が私の映画好きの原点だと、改めに納得。