今有線の海外ドラマチャンネルで刑事コロンボの際放送が流れている。
何度も見たシリーズだが、再度録画して時折見る。
面白いのは間違いないのだが、ゲストに思いがけない人が出ていると真剣に見入ってしまう。
「刑事コロンボ」が30年以上もの間、質の高いドラマを作り続けてこられた背景には、有名スターを起用した豪華なキャスティングと、後にハリウッドを代表するような監督に成長することになる有能な人材を積極的に抜擢したことに負うところが大きい。
29話「歌声の消えた海」
死体遺棄の犯人として、29話「歌声の消えた海」のロバート・ヴォーンが再登板。
ロバートボーンは大好きで、今でもしっかり覚えているのが「0011ナポレオン・ソロ」
相棒イアンとの掛け合いは最高だった。
刑事コロンボ 15話「溶ける糸」
スタートレックのMr.スポック(レナード・ニモイ)が犯人。
この回も嬉しかった。
なんたってMr.スポックが出ているんだよ。
放送はハイビジョンじゃないので、4:3のSD。それが残念だ。
新しい作品だけが作品じゃない。
オンデマンドも有線チャンネルも様々な過去の作品をながし続けている。
大量の作品をすべて見ることは出来ないが、時代とともに存在した映画に出会うと嬉しくなってしまう。
一度見ると、2回見るものは少ないのだが、今の時代僅かな費用で再会できる。
最近やっと、何度でも見直すことの喜びを感じている。
映画って雑誌ではない。本なんだ。
何度でも気に入った場面を、オンデマンドは無料で見直すことが出来る。
僕にとっては有り難いシステムである。