壱岐 あぶない唐人神社

「壱岐人と対馬人は、仲がよくない」という話がある。 テレビの天気予報で、壱岐対馬とひとくくりにしているので、同じような感じかなと思っていた。 なぜ仲が良くないのかわからないが、なんとなく見方が変った。 仲良し夫婦と思っていたのに 訳知りの知人から「本当は仮面夫婦よ」とささやかれて 大きく頷いてしまった感がある。 壱岐 印通寺浦 壱岐、印通寺(いんどうじ。又はいんつうじ)浦に行って泊まった旅館のそばに「唐人神 (とうじんがみ)」の神社があった。 整備されているようにも見えないが、名前に興味がわき鳥居をくぐった。 低い鳥居をくぐったが、正面には普通の細い道が見える。 左手をみれば、なにやらゴミ捨て場のような場所がある。 念の為覗いてみると、祠があった。 街のパンフレットには載っていたが、手入れはされていない。     iki-20 唐人神 中世の頃、印通寺浦に若い唐人の下半身が流れつき、それを土地の漁師が祀ったという。後に、夫婦和合、良縁、安産の神になる。   「掃除くらいすれば良いのにな」 そう思って、よく見れば 祠の横に、やや大きい男性自身があった。   iki-21   「ああ、そういう事か」 回りに女性自身をかたどったものも乱雑に置かれていた。 話しでは聞くが、初めて見た。 「若い唐人の下半身が流れ着いた」という曰くに納得。 しかし、下半身が流れ着いたのを弔ったという話しも、なんかすごい。 男女の下の病の神様で丑満参りをする人が多いとある。 「若い唐人の下半身」がなぜ、性病の神様になったのだろうか。 ミステリーだ。 iki-24 iki-23 大漁の神様七福神の「えびす様」 本来「えびす」は「夷」、「蛭子」と書き、外来神である。 特に「蛭子」は、ひること読み、水死体の事をいう。 「若い唐人の下半身」も漂流外来神として扱ったのであろう。 男性器、女性器を祭るのは子孫繁栄と思われる。 遣唐使や遣隋使で賑わっていた街である。 室町時代には倭寇の根拠地の一つでもあった。 「若い唐人の下半身」もありえるか・・。   iki-22 ちょっと写真を掲載するのをためらったが、載せる事にする。 これもまた、文化である。    
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