長崎の原風景
補陀落渡海と精霊船

明日からお盆が始まる。 そして8月15日は精霊流しだ。 家族の初盆の時の行事なのだが、私の家でも40年ほど前、婆さんの精霊船を出したことがあった。 今でもその時加勢をしてくれた友人たちと話をする事がある。爆竹をどれだけ鳴 […]

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長崎の原風景
長崎の豪族たち

「長崎は、開港以前寒村でした」とどの観光パンフレットにも載っている。 しかし長崎全体が寒村ではなく、長崎の岬付近が寒村だったのである。 長崎の歴史は、キリシタンのための開港と貿易の歴史が華やかで、それ以前の長崎がどんなだ […]

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長崎の原風景
壱岐 あぶない唐人神社

「壱岐人と対馬人は、仲がよくない」という話がある。 これは、司馬遼太郎、街道をゆく 13 壱岐・対馬の道の本から来ている。 壱岐は農業主体で、とりわけきめ細かい人間関係が重要だが、対馬は漁業主体で、対人関係が荒っぽいせい […]

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長崎の原風景
長崎の原風景(5) 古代長崎で繁栄してい野母崎の宮廷文化

日本と中国大陸の関係は密接だった。 その事は歴史的史実である。 現在の日本の地理から見れば、九州、長崎は端っこにある地方だが、アジアという概念から見れば、中心にあたる。 日本と関わりがあるのは中国や朝鮮だけではない。 東 […]

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長崎の原風景
長崎の原風景(4) 航海・漁業の守護神「娘媽(ノーマ)」が野母崎の語源

昔の長崎に人間はどれくらいいたのだろうか。   手がかりは肥前風土記である。8世紀に書かれたらしいと推測されている。土蜘蛛の記述もこの本にある。 長崎、佐賀に関して詳しく載っているわけではないが、それなりの記述 […]

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長崎の原風景
長崎の原風景(3) 野母崎の葛城の神と土蜘蛛

丹治比一族が長崎にいたことは事実である。 彼らは何を生業としていたのだろうか。そもそも、丹治比一族とはどんな集団であろうか。   丹治氏は古くからの名族で元をたどれば皇族にたどり着く。 現在の福島市に沢山ある姓 […]

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長崎の原風景
長崎の原風景(2) 丹治比一族

30代の頃長崎のミニコミ誌に連載していた事がある。今読み返せは、考証も雑で稚拙な文章である。ただ30代前半から、古代史にハマっていたのだ。 http://freephoto.artworks-inter.net/book […]

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長崎の原風景
長崎の原風景(1) 長崎火山

先ずは超古代の話から始める。 長崎火山 およそ百万年前、長崎火山(長崎市街地を囲む山)、行仙火山(長崎市東部から諫早市飯盛地区にかけて)、有喜火山(諫早市南部の橘湾沿岸)があった。 それらが活発な活動をして、現在の長崎地 […]

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長崎の原風景
精霊流し考 「歓喜して死を迎えよ」

長崎は特別区 墓で食事をする文化 今年もお盆がやってきた。 お盆は、一族が集まってくる。 子供時代のにぎやかなお盆が今でも忘れられない。 お盆の3日間、兄弟や従兄弟達と一緒に、お墓で花火三昧。 家に帰れば、お爺ちゃんから […]

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