壱岐 あぶない唐人神社
「壱岐人と対馬人は、仲がよくない」という話がある。 これは、司馬遼太郎、街道をゆく 13 壱岐・対馬の道の本から来ている。 壱岐は農業主体で、とりわけきめ細かい人間関係が重要だが、対馬は漁業主体で、対人関係が荒っぽいせい […]
長崎の原風景(5) 古代長崎で繁栄してい野母崎の宮廷文化
日本と中国大陸の関係は密接だった。 その事は歴史的史実である。 現在の日本の地理から見れば、九州、長崎は端っこにある地方だが、アジアという概念から見れば、中心にあたる。 日本と関わりがあるのは中国や朝鮮だけではない。 東 […]
長崎の原風景(4) 航海・漁業の守護神「娘媽(ノーマ)」が野母崎の語源
昔の長崎に人間はどれくらいいたのだろうか。 手がかりは肥前風土記である。8世紀に書かれたらしいと推測されている。土蜘蛛の記述もこの本にある。 長崎、佐賀に関して詳しく載っているわけではないが、それなりの記述 […]
長崎の原風景(3) 野母崎の葛城の神と土蜘蛛
丹治比一族が長崎にいたことは事実である。 彼らは何を生業としていたのだろうか。そもそも、丹治比一族とはどんな集団であろうか。 丹治氏は古くからの名族で元をたどれば皇族にたどり着く。 現在の福島市に沢山ある姓 […]
長崎の原風景(2) 丹治比一族
30代の頃長崎のミニコミ誌に連載していた事がある。今読み返せは、考証も雑で稚拙な文章である。ただ30代前半から、古代史にハマっていたのだ。 http://freephoto.artworks-inter.net/book […]
長崎の原風景(1) 長崎火山
先ずは超古代の話から始める。 長崎火山 およそ百万年前、長崎火山(長崎市街地を囲む山)、行仙火山(長崎市東部から諫早市飯盛地区にかけて)、有喜火山(諫早市南部の橘湾沿岸)があった。 それらが活発な活動をして、現在の長崎地 […]
精霊流し考 「歓喜して死を迎えよ」
長崎は特別区 墓で食事をする文化 今年もお盆がやってきた。 お盆は、一族が集まってくる。 子供時代のにぎやかなお盆が今でも忘れられない。 お盆の3日間、兄弟や従兄弟達と一緒に、お墓で花火三昧。 家に帰れば、お爺ちゃんから […]