鎖国はなかった!?

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鎖国という言葉が、学習指導要綱から消えているという。

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日本は鎖国と呼ばれている時代にも、実際には孤立しているわけではなく、朝鮮王朝及び琉球王国とは「通信」の関係にあり、中国(明朝と清朝)及びオランダ(オランダ東インド会社)との間に通商関係があった。

「鎖国」という用語が広く使われるようになったのは明治以降のことであり、近年では制度としての「鎖国」はなかったとする見方が主流である。ウィキペディア

 

びっくりである。

確かにそう言われてみれば、江戸幕府は外交に関する権利を独占し、日本人の出入国及び貿易を管理・統制・制限した対外政策を行っていただけである。

この制限を正式には「海禁政策」というらしい。

海禁(かいきん)とは、中国明清時代に行われた領民の海上利用を規制する政策のことである。海賊禁圧や密貿易防止を目的とし、海外貿易等の外洋航海、時には沿岸漁業や沿岸貿易(国内海運)が規制された。本来は下海通蕃の禁と呼び、海禁は略称であった。ウィキペディア

海外との付き合いを制限していたことは間違いなく、最近の教科書では「鎖国」という言葉を使わなくなったということなのだ。

 

個人的にショックなのは、教科書でおなじみの「鎖国」という言葉が、なくなったという事である。

「鎖国」は昭和の言葉になってしまった。 

なぜか、寂しい・・・。

 

教科書というのは、子供時代に共有する「基礎知識」である。

それが、少しづつ変化していくのはしょうがないと思う。

鎌倉幕府の成立も「1192 いい国作ろう」では通用しなくなった。

最近の子供達は、英語の筆記体を習っていないそうだ。

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うーん

私が遅れているだけなのか・・

昭和の「鎖国人」にならないようにしなくてはいけないのだろう。

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