宗像神社、宇佐神社を巡る
2016/4/29.30
撮影旅行に出た。
机上でパソコンに向かい、ネットと本を読みながら文章を書いているのだが、自由な日が出来ると、なるべく旅に出るようにしている。
古代史にはまって、何十年にもなるのだが、やはり気になる箇所に出かけたり、重要な神社に出かけると、頭の中を違う風が吹き抜け、いろいろと勉強になる。
今回は連休が始まると同時に、福岡と大分に出かけた。
熊本地震がおきて、日もたってないので大分方面の高速道路が心配だったが、とりあえず出発する。
前の日仲間と飲んだのだが、二日酔いもなく、仕事用アルトバンに最小の荷物とカメラを積んで出かける。
最初の目的は宗像神社だ。
ついたのは昼過ぎだった。
有名な宗像神社は一度行こうと思っていた神社だ。
ここは裏伊勢と呼ばれているそうだが、なるほど伊勢神社に似ている。裏伊勢と呼ばれているのはアマテラスに関係しているとのことだが、詳細は不明というか、ピンとこない。
最近注目を浴びている沖ノ島というタブーの島が気になってしょうがない。
昼の間の神社は撮影しにくい。日差しが強くてコントラストがつきすぎるからだ。
かなり歩き回ってつかれる。
写真 宗像神社
http://freephoto.artworks-inter.net/munakata
日本各地に七千余ある宗像神社、厳島神社、および宗像三女神を祀る神社の総本社
車を走らせて、大分の宇佐神社に出発する。
しかしもう夕方である。2時間ほどでいけるはずなのだが、撮影をする時間帯ではない。
そこで、高速のパーキングエリアで車中泊を決行。
初めて車で寝たが、夜中に目が覚める。
うとうとを繰り返しながら夜が明けた。
そういえば熊本地震で被災した人達が車中泊をしているという話しをテレビで見たが、みんなが思っているより、かなりきついと思う。(比べるのは不謹慎だが、実感である)
5時頃目が覚め、車中でキャンプ用小型ガスコンロをつけて、インスタントの缶コーヒーを沸かして飲む。
昔キャンプを良くやっていた。いまでも色んな道具だけは持っているのだ。
宇佐神社には朝6時半ほどに着く。
朝の光がすがすがしい。
朝の誰もいない神社が、こんなに素晴らしいとは思わなかった。
写真は無料で使えるようにしているので、見て欲しい。
宇佐神社
http://freephoto.artworks-inter.net/usa
全国に約44,000社ある八幡宮の総本社である。 清水八幡宮・筥崎宮とともに日本三大八幡宮の一つ。
昨日言った宗像神社とは対照的だ。
朱色の豪華な建物とドラマチックな構成。
高野山を思い出す。
朝は特別な時間だということを、カメラマンとして改めて肝に銘じた。
二時間ほど神社を散策し、帰路にたつ。
大分から長崎まで5時間くらい。
そのまま帰るのはもったいないので、10年ぶり、いやもっとかも知れない吉野ヶ里歴史公園に寄る。
綺麗になっている。
最初何にもなかったのにと感慨深い。
いろいろ見て回りいろいろ為になった。
吉野ヶ里歴史公園の近くに、あの「徐福伝説」ゆかりの金立神社があったので寄ってみる。
ネットで調べていったのだが、下宮という事で、期待ハズレだった。
「徐福伝説」は再度調べてみたい。
短い旅だったが、疲れた。
しかし、勉強になったと思う。