甑岩神社
長崎市の田手原町というところにある甑岩
神功皇后の言い伝えが有り、古代の甑(こしき)に似ていると言うことで甑岩となっている。
しかし、
後代の『徒然草』には、「甑は子敷である。胞衣を子供が(胎内で)敷いているのである。子供が生まれてから、子供の子敷である胞衣が下りてこないときには、その(甑を落とす)まじないによって子敷を落とすのである。」と説明がある
甑岩には神社が作られていて、そこにはヤマトタケルが祭られている。
その神社は岩に埋め込まれている。
同じように、金比羅神社も岩に埋め込まれている。長崎の巨石信仰の象徴とも言える。
何時作られたかは不明なのだが、長崎の古代の姿を知るための重要な手がかりである。