蝦夷(えみし)は出雲日本人

 

エミシは何処から来たのかという説に関して、2020年のBoerの研究では、蝦夷は主に出雲方言に密接に関連した日本語を話していたと結論付けています。

この理論によれば、蝦夷は大和から追い出された出雲日本人であり、彼らは天皇の統治を拒否した人々です。

これは神話の国譲りに関連し、出雲の建御名方神(たけみなかた)と、高天原の建御雷神との争いで、科野国の州羽の海(現在の長野県諏訪湖)まで追い詰めたという話があり、出雲人が東北に移動したという説に繋がっています。

さらに、ズーズー弁は出雲で発生し、弥生時代、古墳時代に、出雲から北陸、東北地方への移民によってもたらされたと推定されています。

東北地方が寒いため、ズーズー弁が生まれたというのは俗説です。

また、出雲弁とツングース諸語の類似などから、蝦夷は馬を引き連れて大陸から来た北方新モンゴロイドの騎馬民族であるという説もあります。

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