突然のYouTubeからの収益化停止メール
4月9日(水)、朝、YouTubeから一通のメールが届いた。
英文なので日本語に翻訳する。
「チャンネルの収益化は停止されています。
自動システムと審査担当者の両方で審査した結果、お客様のチャンネルがYouTubeのチャンネル収益化ポリシーを遵守していないと判断いたしました。
審査の結果、お客様のチャンネルには以下の問題点があると判断されました。
量産型のコンテンツ
教育的価値や新たな価値が付加されておらず、視聴回数を増やすことのみを目的として大量生産されたコンテンツや繰り返しの多いコンテンツがこれに該当します。」
顔が曇る。
二度ほど読み直して内容を理解した。頭が混乱する。
こういう時は冷静になって、世間の様子を調べてみる。
そうすると、同様の報告をしているサイトがいくつも見つかった。
YouTube収益停止が多発中!
「朝起きたらチャンネルの収益化が無効になっていた」2026年1月以降、こんな報告がX(旧Twitter)に溢れ、日本だけでなく世界中のクリエイターに衝撃が走っています。
https://note.com/modern_ferret431/n/n127741c8389e2026年1月以降、YouTubeでは大規模な収益化停止が相次いでおり、多くのクリエイターが突然の収益ストップに直面しています。
https://bukknas.hatenablog.com/entry/2026/02/06/163628
なるほど。状況は理解した。
「教育的価値や新たな価値が付加されておらず……」
これを読んだ時、頭に血が上る。
「視聴回数を増やすことのみを目的として大量生産されたコンテンツ」
この文章にイライラする。
「自動システムと審査担当者の両方で審査した結果」
さらにイライラする。
「本当にちゃんとチェックしたのか!!」
という訳で、当然再審査要求のメールを即刻出した。
「時間探偵」というタイトルのチャンネル。
作り始めて4年ほどになる。
最初は、GoProを首に吊るして、バイクで神社を巡る動画だった。
長崎市内の神社をしらみつぶしに回るといった内容で、音声はアフレコで入れた。
ただ、あまり面白くないようで、再生回数は200とか300ほど。
知っている仲間が、「あまりにもローカル」と嘆いていたほどだった。
まあ、YouTubeで稼ぐ気は全くなく、長崎の神社を調べたかっただけだった。
そのために125ccのスクーターの免許を取り、新しいバイクを買った。
一般の神社は山の上にあったりするため、原付では心もとなかったせいである。
2年ほどで長崎市内を回り終わり、市外にも手を伸ばす。
長崎は小さな県だが、諫早、佐世保、島原、平戸と結構広い。また隣の佐賀県にも神社が多く、五島、壱岐、対馬もある。
別に神様が好きなわけではなく、その神社ができた理由を知りたかったのである。
再生回数が伸びないのは仕方ないと思ったが、やはりもっと多くの人に見てもらいたかったのも事実だ。
そしてある時、ショート動画に手を出す。
そうすると、再生回数が伸び始めた。
神社もあらかた一区切りついたので、日本の歴史をおさらいしたいと思って、日本史を調べ始める。
歴史も嫌いではないので、結構熱心に作った。
そしていきなり、47万回という私にとっては信じられない数字を記録する動画が現れた。
「皇国の興廃この一戦にあり」東郷ターンと丁字戦法
https://www.youtube.com/shorts/IqWkQneYd98
視聴回数478,695、2025年2月16日
これには驚き、そして私の心に火がついたのである。
投稿回数が増えれば、アクセス数は安定していった。
年齢的に仕事は現役を引退しており、時間潰しに毎日作り続けていった。
そして、突然のYouTubeからのメールである。
さて、どうしたものかと妻に相談する。
「お金はほとんど入っていないし、収益化が無効でも、生活には全く関係ないんだから。これまで通り作ればいいじゃない」
その通りだと思った。
YouTube相手に勝てるとは思えないし、騒ぐだけ無駄のようである。
現在、4,700人のフォロワーの方がいる。
今は更新を休止しているが、また始めようと思う。
時代は鎌倉時代、元寇が起きる。
日本最大の国難である。作る私の方がワクワクしてしまう。
これが「YouTube事件」の顛末である。


