どう展開していくか楽しみだったが、少し私の好みから外れてしまった。
「悼む人」の作品コンセプトはわかるような気がするが・・・。
ただ、石田ゆり子さんが印象的。好き嫌いが分かれる作品かも。
人気作家・天童荒太の直木賞受賞作を基に、何の関わりもない死者を悼むため全国放浪の旅をする男性と、彼をめぐる人々が織り成す人間模様を描いたドラマ。
主演 高良健 『横道世之介』『武士の献立』 ヒロイン 石田ゆり子
監督 堤幸彦 『20世紀少年』3部作 『ケイゾク』『SPEC』シリーズ
全編に流れる哲学的な雰囲気は嫌いではない。
「生」と「死」の色んな相互関係が断片的に描かれているような気がする。
石田ゆり子さんのなまめかしさが、ストーリーの中心になっていく過程がよく私には伝わらなかった。
井浦新さんの幽霊が出てくるあたりから、作品の色が変ってくる。
すこしつめこみすぎたのかな。物語の終わり方も強引なような気がする。
少し消化不良で★3つ