古代文明の謎 長江文明と日本、そして三星堆

 

紀元前2000年以前の中国長江流域では、長江文明が栄え、その中に三星堆文明が存在しました。

三星堆遺跡は、異様な造形をした青銅製の仮面や巨大な人物像など、数多くの特徴的な出土品で知られています。

日本の縄文遺跡との共通点として、出土品が意図的に破壊され、埋められていたことが挙げられます。

また、日本の稲作の起源は、長江中流域であり、 さらに、長江文明を継承したと考えられているのが、日本とも深い関係を持つ楚・呉・越といった国々です。

現在の四川省に住む少数民族イ族(旧族名:夷族や倭族)は、長江文明を築いた人々の末裔であるとする説が存在します。

彼らの言語の語順は、日本語と類似している点が注目されており、遺伝学的な研究では、イ族と日本人の多くがY染色体DNAのハプログループD系統を共有していることが分かっています。

 

三星堆遺跡

イ族

アジアの遺伝子

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