それでも信じる人がいる偽書の世界 竹内文書のキリストの墓
それでも信じる人がいる偽書の世界 竹内文書のキリストの墓
天津教の教主、竹内巨麿によって代々伝わってきた文書群は、昭和10年に公開され「竹内文書」と呼ばれていて、その内容を抜粋する。
神武天皇の前に、26朝1168代の神が天皇として世界に君臨し、2000億年前に皇子が世界に散らばり、世界の五色人の祖先となった。
「キリストの墓」は、昭和10年、青森県戸来村の十来塚である。
ゴルゴタの丘で処刑されたのはキリスト本人ではなく、その弟であるイスキリであり、キリストは実際には日本まで逃れ、戸来で余生を過ごした。
釈迦をはじめとする世界の大宗教の教祖はすべて来日し、天皇に仕えた。
同地に伝承される盆踊り唄「ナニャドヤラ」が、ヘブライ語の進軍歌であるという説を紹介。
オウム真理教の麻原彰晃は「竹内文書」と出会ったことから、終末思想ハルマゲドンを定着させていったとされている。