民俗学
古代大和人は星を見なかったのか

古代史探究の話の中に、住吉三神はオリオン座の三ツ星だという話がある。 住吉三神は底、中、表筒男神の三神の事。 筒男という名前も不思議だし、底、中、表の三兄弟だという話も不思議だ。 その神様が、夜の航海の目印となっていたオ […]

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民俗学
かぐや姫 天照大御神と月読尊の物語

『竹取物語』は平安時代初期に成立した日本の物語で、成立年、作者ともに未詳である。そして、9世紀後半から10世紀前半頃に成立した日本最古の物語といわれる。 子供時代に親しんだ話ではあるが、この話が桃太郎などと違うのは、完全 […]

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民俗学
一寸法師 少彦名命は倭国

一寸法師の話しである。 民俗学的に言えば、小人は巨人とペアになって英雄の属性たる力と知恵をそれぞれ分け持つことが多いと言われている。 巨人が知恵の欠落により鬼や笑われ者へと転落するのに対し、小人は悪知恵を働かせて最後は成 […]

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民俗学
桃太郎と神功皇后 神話からこぼれ落ちたもの

その話は、民俗学者の心をとらえて離さないらしい。 なぜなら、不思議だからである。 なので様々な説が出ている。 民俗学者柳田國男氏の場合。川上から流れる桃の展開から異界の存在と水辺との関連を、それらを統率する存在として水辺 […]

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民俗学
浦島太郎 仏教と神道の融合

日本中が知っている浦島太郎の話だが、このおとぎ話はどんな意味を持っているのだろうか。 念のためあらすじを書く。 亀を助けた報恩として浦島太郎が海中に連れて行かれ、龍宮(竜宮)で乙姫らの饗応を受ける。帰郷しようとした浦島太 […]

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