4ナンバーアルトバンで車中泊

先日、長崎県佐世保市にある、縄文の遺跡を撮影する撮影旅行にでかけた。

いつもだったら日帰りする距離なのだが、いろいろ考えて車中泊を思い立った。

車中泊とは、書いて字のごとく「車で泊る」ことだ。


一般的にいうと、キャンピングカー仕様の車で行なうのだが、

私の車は、かなり小柄な「アルトバン」

しかも2ドア商用車である。つまり4ナンバーの軽自動車である。

何時もは荷台に撮影機材の三脚などを積んでおり仕事では便利なのだが、この車で快適に寝るとなると、いろいろ工夫が必要になる。

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しかしキャンピングカー仕様にしてしまうと、普段の仕事と通勤に差し支えがある。

そこで、世間でやっている改造はやめて、そのままで寝ることを選択した。

車中泊の利点は、当然宿泊費が入らないということである。

これも大きな動機なのだが、それよりも魅力なのが時間が自由だということである。

撮影で一番大切だと思うのは天気と時間帯だ。

どんなに素晴らしい被写体でも、朝と昼、そして夕方ではその魅力が大きく変っていく。

近年は風景よりも、古代遺跡や神社仏閣が多い。

特に神社は、朝の光を浴びた姿が一番魅力的だと思う。


前回、福岡、熊本をまわり車中泊をした。

その時朝一番で大分の死拍手で有名な「宇佐神社」を朝の光で撮影することが出来た。

素晴らしい。

宇佐神社

宇佐神社


なぜこんな建物を建てたのか。

この神社の「神性」はどこにあるのか。

なぜ四(死)拍手なのか。

それらの事がわかったような気がしたのだ。

「わかった」というのは語弊があるが、本で読んだ知識に加え、現場の雰囲気を知ることで、少しでも真実に近づけるかもしれないと理解したのだ。


その感動が、車中泊をもっとやってみようと思った理由である。

30代の頃、3人の子どもを引き連れてやっていたキャンプの道具がまだ残っている。

これらを生かして、予算をかけずにベストと思う「撮影時間」に現場に到着したいと思う。


今回は長崎県平戸市の「道の駅 生月大橋 生月町観光協会売店」というところで泊った。

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結果は、「車中泊は問題ない」という結論を得た。

貧乏くさくて嫌がる人も多いと思うが、そんな事は気にしない。

カメラマンの撮影旅行なんて、昔からこんなもんなのだ。(私だけかもしれないが)


まだ二回目なので、まだまだ改良の余地があるが

今後改良を重ねて、無理のない車中泊をメインにした撮影旅行をやっていこうと思う。

この道の駅には、同じような車中泊組が何台かいた。

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これは最近話題になっている改造車タイプ。お父さんと子どもで泊っていた。

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野宿している強者もいる。

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持っていった小型のコンロ。

昔よく使っていたコールマンのコンロだが、今でも便利である。

一度沸かしたお湯は、ポットに入れる。

珈琲を飲んだり、カップラーメンを食べる時に使う。

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値札は、何十年も前の奴だ。

先日買ったら600円くらいだった。

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朝食はインスタント味噌汁とコンビニのお握り。

100均で買ったトレイが役に立つ。

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ナビが付いていないので、iPhoneとアイパッドを使う。

シガーソケットから充電しながら使うのだが、やはり減るほうが早い。

電池の減り具合を見ながら、iPhoneと交代で使うのだが、電気の確保は今後の課題だ。

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寝る時は、目隠しを各ドアにつける。

やはり丸見えはいやだ。

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今回はテスト宿泊だったのでマットレスを敷いたが、なくても問題ない。

一応シュラフも用意していたが、夏場は必要ないようだ。

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助手席を倒して寝るのだが、足下に足を載せる台を作る。

私は身長が168センチなので、助手席で足が伸ばせる。

足のせは必要である。これがあると疲れがとれる。

夜は酒を飲んで寝るのだが、スマホやアイパッドは電池が減るのがいやなので極力つけないでいる。

そこで、何十年ぶりに後日携帯ラジオを買う。

ラジオはいいですよ。

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朝日に照らされる生月大橋。

こんな写真が撮れるのが、車中泊の魅力。

コメント

  1. ヒロシ より:

    はじめまして。

    営業の仕事をしていますが、あまりにも遠い時は、

    泊まりたいと思いますが、

    出費が多いので、同じアルトの貨物です。。

    どう作ればいいですか?

  2. artworks より:

    コメントありがとうございます。仕事だと大変ですよね。まあアルトバンで車中泊をする工夫は本文にも書きましたが、足乗せ台というのは発見でした。車自体が小さいので工夫するにも限度がありますよね。という事で、我慢するという事が一番重要だと思います。答えになっていませんがたどり着いた結論がこれでした。お仕事頑張って下さい。