桃太郎のキーワードが古代倭国にあった
現在に伝わる昔話の桃太郎の原型として、岡山県吉備津彦のうら退治伝説が有名である。
しかし、古代にその原型を探る事が出来る記録があった。
魏志倭人伝には、 おおざる、黒雉はいると書かれている事。
キビが朝鮮半島を経て日本に伝わった事
大和朝廷にいた隼人は、犬の鳴き真似が悪霊を鎮める呪声だったとある事。
高句麗の好太王碑には、391年以降、倭軍が海を渡って百済や新羅など三韓諸国を幾度に渡って攻撃し、自らの勢力圏を徐々に広げたと記述されている事
これらの記録のキーワードと、日本神話の神功皇后の三韓征伐がまじりあい、桃太郎の昔話の原型が出来上がったと推測できる。