2世紀に卑弥呼が登場した理由


黄巾の乱

2世紀に卑弥呼が登場した理由は、中国大陸で起きた、黄巾の乱の影響である。

西暦57年の「漢委奴國王」の金印の倭奴国、西暦107年の倭国王帥升の朝貢の記録から、順調に倭国は経済を安定させていた事がわかる。

中国での農民反乱「黄巾の乱」により、後漢の統率力が弱まり、 

これにより、倭国の貿易経済が不安定になり、倭国は存亡の危機を迎える。

 

その責任を追及され、それまでの倭国の指導者は主役の座を追い出され、

倭国連合は無名に近い、宗教指導者「卑弥呼」を新しい倭国の女王と選んだのである。

参考 岡田英弘著 倭国の時代

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