覚書ノート
ワニに関しての覚書ノート(3) 和珥氏(わにうじ)

東南アジアの昔話が日本に伝わってきたという説だが、間違いないと思う。 松谷みよ子『心をそでてる松谷みよ子の日本の神話』講談社(2010)では このように説明されている 「このわには「サメ」という考え方が一般的になっている […]

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ワニに関しての覚書ノート(2) ワニとインドネシアの伝説

因幡の白うさぎのワニは、やはりワニのような気がする。 日本にワニがいないのでサメだという論法はおかしい。この話は神話である。 大国主だって、話すうさぎだって、並んだワニだって架空の存在である。 そこを忘れてもらっては困る […]

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ワニに関しての覚書ノート(1) 因幡の白うさぎのワニはサメか?

長崎の神社巡りをしていると、金毘羅神社が多いことに気づく。 長崎は島も多いし、全てが海に接しているので、航海の神様として信仰がある金毘羅さんが多いのは納得できる。 そもそも金刀比羅とはインドのガンジス川にすむ鰐を神格化し […]

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鳥居に関しての覚書ノート(6) 結論 鳥居は神の依代

覚書ノート(5)で祖霊信仰のシンボルは柱だという推論を書いた。 ただ確定できないのが、縄文の信仰が現代まで続く神道の元になっているかという事だ。 諏訪大社では御柱という存在で確定できるのだが、諏訪以外の地の神社では見かけ […]

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鳥居に関しての覚書ノート(5) 神社の元型は立柱

この文章は「覚書ノート」として書いている。 なぜかといえば、歴史の中にある謎を考えていった時、確証がないけど直感で結論に達したと思う事がある。 私本人は真面目に書いているのだけど、回りから見れば「トンデモ説」なのかも知れ […]

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鳥居に関しての覚書ノート(4) 倭族トラジャと遺伝子Dグループについて

鳥居の起源に関して、世界各地のいろんな写真がある。どれも魅力的なのだが、大切なことは日本神道と、どう関わっているかということである。 その門の奥にあるのが仏教の寺院だったりすると、神道の鳥居の起源ではなく、日本仏教の山門 […]

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鳥居に関しての覚書ノート(3) 三本柱鳥居とパンドラについて

各地の鳥居に関して一番悩ましいのは三本柱鳥居についてである。 とりあえず対馬の和多都美神社と京都の太秦木嶋坐天照御魂神社に行ってみた。 対馬の和多都美神社には三本柱鳥居は2つあり、その作りはとても質素だった。 木製なので […]

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鳥居に関しての覚書ノート(2) 起源について

鳥居の起源についてのノートの続きである。 神社本庁のHPには、天照大御神が天の岩屋に隠れた際に、八百万の神々が鶏を鳴せたが、このとき鶏が止まった木を鳥居の起源とする説や、外国からの渡来説があると書かれている。 写真はウィ […]

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鳥居に関しての覚書ノート(1)

鳥居とは、あの神社の鳥居の事である。 私は対馬の和多都美神社や京都の木嶋蚕の社の三つ柱鳥居を見て以来、鳥居の不思議さに心を奪われていた。 それからいろいろ考え続けてきた。 例えば神道の魔力的なものなのか、閉ざされた結界を […]

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