雑種の国 日本
蛇の古語は「カカ」というのだそうです。
田んぼの守り神で、稲に害を成すネズミなどを払ってくれるの「案山子」は蛇の事で 案山子が1本足なのは、蛇だからだそうです。
カカは鏡(かがみ)の事で、蛇眼にまつわる意味があるそうです。
正月の鏡餅はそこから来ていて 蛇がとぐろを巻いた形をあらわしているという事です。
その他いろいろと、日本人の中には蛇信仰が根づいているようです。
いろいろあるんだなーと感心していたら カカの言葉はアイヌ語からきているというページに出会いました。
つまり、日本の古語はアイヌ語だという説です。
アイヌとは人、男を意味するとあります。
アイヌ語の地名も沢山あることは知られています。
カムイ(kamuy) - 神
コタン(kotan) - 村
札幌 < サッポロペッ < sat poro pet(乾いた広大な河)
苫小牧 < トマクオマナイ < to mak oma nay(沼の奥にある川)
トナカイ(トゥナカイ、tunakkay)
ラッコ(rakko)
シシャモ - susam スサム、語源はsusu(スス)=柳・ham(ハム)=葉とされる。
ホッキ貝(pokisey)
なんと雑誌のノンノ(ファッション雑誌・花の意)もアイヌ語だそうです。
よく、沖縄とアイヌは同一民族で、だから顔がこゆくて似ているという話を聞きますが そんなに単純ではなさそうです。
日本には多くの民族が入り乱れていたようですが 現在の日本語は、色んな国や民族の言葉の影響は残っていますが 韓国語とも違うし、中国語とも違います。
やはり、結論は雑種という事でしょう。