金比羅山 謎の天孫降臨伝説を追え(4)
現場100回。刑事ドラマのようだが、現場に行く事は大切だと思う。 そして前回見逃していたものを見つけた。 環境庁の立て札である。ネットにも載っていなかったデータが、現場にははっきり大きくあったのだ。 その立て札にはこう書 […]
金比羅山 謎の天孫降臨伝説を追え(3)
金比羅山の話を友人にすると、その反応は一緒である。 「へー」 その後何にも反応がない。 人を変人扱いしている証拠である。僕は別に変な宗教にもかかわってもいないし、宇宙人だって科学的根拠が無い場合は信用していない。僕は作り […]
金比羅山 謎の天孫降臨伝説を追え(1)
だいぶ前から気になっていたのだが、長崎市内の金比羅山には天孫降臨の伝説があるらしい。 その出所は下記の本である。 長崎市のほぼ中央にそびえる標高三三六メートルの金比羅山は、瓊杵山(にぎやま)、崇嶽(たかだけ)などの古名が […]
古代長崎の中心 野母崎の観音寺
野母崎の観音寺は和銅3年(709)、「行基七観音」の内の一つ、千手観音を安置したことにはじまるとされる。 観音寺 撮影ARTWORKS この寺が本当に709年に作られたとすると、古代長崎の要の地と言っても問題はないだろう […]
長崎の原風景(5) 古代長崎で繁栄してい野母崎の宮廷文化
日本と中国大陸の関係は密接だった。 その事は歴史的史実である。 現在の日本の地理から見れば、九州、長崎は端っこにある地方だが、アジアという概念から見れば、中心にあたる。 日本と関わりがあるのは中国や朝鮮だけではない。 東 […]
長崎の原風景(4) 航海・漁業の守護神「娘媽(ノーマ)」が野母崎の語源
昔の長崎に人間はどれくらいいたのだろうか。 手がかりは肥前風土記である。8世紀に書かれたらしいと推測されている。土蜘蛛の記述もこの本にある。 長崎、佐賀に関して詳しく載っているわけではないが、それなりの記述 […]
長崎の原風景(3) 野母崎の葛城の神と土蜘蛛
丹治比一族が長崎にいたことは事実である。 彼らは何を生業としていたのだろうか。そもそも、丹治比一族とはどんな集団であろうか。 丹治氏は古くからの名族で元をたどれば皇族にたどり着く。 現在の福島市に沢山ある姓 […]
長崎の原風景(2) 丹治比一族
30代の頃長崎のミニコミ誌に連載していた事がある。今読み返せは、考証も雑で稚拙な文章である。ただ30代前半から、古代史にハマっていたのだ。 http://freephoto.artworks-inter.net/book […]
長崎の原風景(1) 長崎火山
先ずは超古代の話から始める。 長崎火山 およそ百万年前、長崎火山(長崎市街地を囲む山)、行仙火山(長崎市東部から諫早市飯盛地区にかけて)、有喜火山(諫早市南部の橘湾沿岸)があった。 それらが活発な活動をして、現在の長崎地 […]
「長崎」という地名の由来を再び考える。逆ユダ「長崎氏」
私は長崎出身である。故に長崎の名前の起こりは興味深い。 長崎が長い岬だからというのがある。 もう一つは、鎌倉の武士が、長崎に住み着き領主になったという説もある。 ネットではどうかというと、ふたつの説がウィキペディアに掲載 […]