2025年12月30日
大晦日いつものお雑煮の準備だけ 息子の子にはオモチャも忘れず 鯨海 昔は人がたくさんいて、年末は大忙しだった。 しかし、今は静かなもんで、元旦に食べる雑煮の準備だけをしている。 […]
2025年12月29日
思い出はものに宿りて捨てしあと 断捨離の部屋に心のみ空(むな)し 鯨海 断捨離という言葉は作家のやましたひでこが提唱し、商標登録している言葉だという。 最初仏教の言葉かなと思っていたが、お片付 […]
2025年12月28日
北の地に彷徨(さまよ)ふ我は足止めて この景色写す力も我にはなしと 鯨海 25歳の頃北海道を放浪していた時があった。 カメラマンとして行き詰っていた時代だった。 何かが変わると思っていたのだが […]
2025年12月27日
勝ち誇るタトゥと鼻輪見るたびに 理屈の前に生理的に無理 鯨海 日本人である僕は、入れ墨をした人を見れば違和感を覚えてしまう。 いろんな意見はわかるのだが、力いっぱい正当化されても、飲み込めない […]
2025年12月26日
抗がん剤で「骨が痛い」とニット帽の君 吾はあなたの足をたださするだけ 鯨海 大きな病気をした事のない私は、病気になった人の気持ちがワカラナイ。 今進んでいる現実の前に、立ち尽くしてしまうだけで […]
2025年12月25日
若き日の性欲と恋は同じもの いまさら気づく男の悲しさ 鯨海 若い時代の恋愛は、日増しに強くなっていく性欲に戸惑っていたと思う。 異性を性欲の対象だけとしない倫理観が蔓延していた。 一人暮らしの […]
2025年12月25日
六十年代のクリスマス 4人兄弟丸きケーキを奪い合いけり 鯨海 僕の親は戦争経験者である。 敗戦から高度成長期で一心不乱に生活していたと思う。 そして、アメリカ至上主義の風潮が世間に蔓延し始めて […]
2025年12月24日
欧米かと突っ込みたくなる聖夜にも 凛としてなお仏壇の弘法大師 鯨海 こんなイベントは子供たちありきの話である。 子供たちが喜べば、自分もうれしかった時代の話である。 しかし、みんな独り立ちして […]
2025年12月22日
月十五万振り込み続けた養育費 すごいねと言われ 嬉しくもなし 鯨海 この句は解説するのが難しい 夫婦のトラブルに子供たちを巻き込んだという自責の念が強かったのである。
2025年12月21日
草生えるwwwってさまだ使う? 賞味期限切れ読むのが死ぬー 鯨海 これはTwitterやネットのコメントの話である。 ネット用語はどんどん移り変わっている。 WWWがワールドワイドウェブの略で […]
2025年12月20日
何かあるとみなスマホで撮りたがり 何のため誰のためかとふと思いけり 鯨海 スマホの普及率は凄く、みんな持っている。 私自身もシルバセンターでスマホ教室を開催したり、スマホ写真教室をやったりして […]
2025年12月19日
人生の達人のように言われても この俺だって古希は初めて 鯨海 年を取るという事は、みんな初めての経験である。 当たり前なのだが、事実である。 年を取るとある程度、経験で物事を判断するようになる […]
2025年12月18日
独りは好きだけど孤独は嫌い テレビCMに大きくうなずく 鯨海 フコク生命のCMである。 映像は適当に見ていたのだが、このフレーズは耳に残った。 孤独というのは、みんなが味わい続けるものである。 […]
2025年12月18日
神の前で誓う愛などあるものか 賽銭箱に打つ二拍手 鯨海 神前結婚式の始まりは、1900年(明治33年)に大正天皇と九条節子姫の御婚儀に遡る。 それまでは、親戚や仲人の前で行っていた。 まあ、言 […]
2025年12月15日
「おほらかに稲佐の嶽ゆ 見はらかす 海もはろばろ山もはろばろ」 吉井勇(よしいいさむ) 好きな歌である。 はろばろという言い方が気に入っている。 最近、俵万智さんのサラダ記念日という歌集を買った。 かなり古 […]